茶の湯の茶碗<br> 茶の湯の茶碗〈第3巻〉和物茶碗〈1〉

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茶の湯の茶碗
茶の湯の茶碗〈第3巻〉和物茶碗〈1〉

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  • サイズ B5判/ページ数 464p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784473044334
  • NDC分類 791.5
  • Cコード C0376

出版社内容情報

〈「茶碗の教科書」「茶碗図鑑」として、末永く愛される啓蒙書〉
〈いつも手軽に書棚から引き出せる待望の「茶碗」シリーズ、第3弾〉
1碗につき3~4頁を割き、今まであまり紹介されたことのない作品を含め、正面や高台のほか掲載されることが少なかった側面や見込みなどの写真も掲載。最新の研究成果を踏まえ、明解な作品解説(茶碗の特徴・茶の湯との関係など)と法量や箱書・付属物、伝来などの詳細な情報とともに、次世代へ伝えるべき茶碗たちの魅力を余すことなく紹介します。
第三巻は、桃山時代から江戸時代前期に瀬戸や美濃、唐津のほか、やきものを生業とした地域(高取・薩摩・上野・萩・信楽・備前)で焼かれた茶碗102碗を紹介するとともに、総論ではそれぞれの地域がどのように影響をおよぼし、展開するのかを考察しています。

内容説明

茶の湯の流行とともに日本国内で焼かれた和物茶碗―。千利休が「茶の湯」を大成し、古田織部の「ヘウケモノ」が誕生した桃山時代、国内各地で茶の湯に適う茶碗を作り始めた。中世以前から続く窯業地の瀬戸・美濃では、流行を牽引し、瀬戸黒・志野・織部の茶碗を制作。また、朝鮮半島の成形や窯業の技術を導入して生産が本格化した唐津は、新興産地の拠点となり、奥高麗や絵唐津の茶碗を作った。本書では、樂茶碗を除く、桃山時代から江戸時代前期の和物茶碗を紹介すると同時に、各地域における茶碗の変遷や地域間の影響関係を考察する。

目次

第1章 瀬戸と美濃―流行を牽引した窯業地(瀬戸天目 銘 千賀 愛知・徳川美術館;瀬戸白天目 愛知・徳川美術館 ほか)
第2章 唐津―新興産地の拠点(彫唐津茶碗 銘 玄海 佐賀県立九州陶磁文化館(高取家コレクション)
絵唐津菖蒲文茶碗 福岡・田中丸コレクション ほか)
第3章 高取・薩摩・上野・萩―朝鮮半島の系譜を引く新興産地(高取掛分釉茶碗 愛知・唐九郎陶芸記念館;高取茶碗 歌銘 ほか)
第4章 信楽・備前―中世窯の系譜を引く産地(信楽楽碗 銘 水のこ 東京・根津美術館;信楽茶碗 銘 初時雨 静岡・MOA美術館 ほか)
総論 和物茶碗の展開―桃山時代から江戸時代前期を中心に

著者等紹介

重根弘和[シコネヒロカズ]
昭和49年(1974)、三重県生まれ。山口大学人文学部卒業。岡山県古代吉備文化財センターや備前市教育委員会にて、備前焼窯跡の他、埴輪、須恵器、瓦を焼成した窯跡の発掘調査と報告書作成を担当。現在は岡山県立博物館学芸員。「破格―桃山備前」「むしあげ 岡山に花開いた京の焼物」「備前のある場所―取り合わせの魅力」などの展覧会を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaz

1
著名な産地ごとに紹介。ハッキリと違いがわからないものもあるが、だいたいの傾向がわかって面白い。図書館の内容紹介は『茶の湯の茶碗を、正面や側面、見込みなどの写真とともに紹介。第3巻は、樂茶碗を除く、桃山時代から江戸時代前期の和物茶碗を解説。さらに、各地域における茶碗の変遷や地域間の影響関係を考察する』。 2022/07/14

月音

0
格調の高さは建窯や景徳鎮に及ばないが、和物茶碗は心を和ませ、視覚・触覚に訴える面白みがあると思う。本書収載のものでいえば、いわゆる“ヘウケモノ”──織部が代表格だろう。野趣あふれる形に、抽象画を思わせるモダンな文様は、“わび”というより武士の豪放磊落さを体現したかに見える。織部にしても、大名が朝鮮半島から連れてきた陶工たちによって発展した萩・唐津にしても、茶の湯が貴族社会のものであればこれほどの道具は生まれず、唐物の模倣だけで終わったかもしれない。手捏ねとばかり思っていた織部がロクロ成形だと、⇒続2023/04/16

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