ケアの時代 「負の感情」とのつき合い方

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ケアの時代 「負の感情」とのつき合い方

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  • サイズ 46判/ページ数 264p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473044273
  • NDC分類 161.4
  • Cコード C0014

内容説明

災害、痛ましい出来事、大切なひととの死別などで、ひとのこころは傷つけられてきました。宗教や芸能は、人類が悲しみや痛みに向きあってきた「ケア」の集積ともいえます。本書ではこうした視点から、怒りや苦しみなどの「負の感情」とのつき合い方を、宗教と伝統芸能から探ります。特別対談では沖縄映像文化研究所代表の比嘉真人さんを迎え、沖縄の「黄金言葉」から「ケア」の今日的意味を考えます。

目次

第1章 「負の感情」とケアの時代―日本人をつくる災難
第2章 まなざしの転換―キリスト教のメタノイア
第3章 こころの浄化法について―仏教のワザ
第4章 自然の根っこへ―老荘思想と道教の心直し
特別対談 ケアを沖縄から考える 鎌田東二×比嘉真人(沖縄映像文化研究所代表)
第5章 うたと日本的ケア―神道・和歌・俳諧
第6章 乱世と「負の感情」―伝統芸能のケア
付録 新作鎮魂能舞の台本

著者等紹介

鎌田東二[カマタトウジ]
1951年徳島県生まれ。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得退学。博士(文学)。岡山大学大学院医歯学総合研究科社会環境生命科学専攻博士課程単位取得退学。現在、京都大学名誉教授、上智大学大学院実践宗教学研究科特任教授、同大学グリーフケア研究所所員。著書多数。フリーランス神主、神道ソングライターとしても活動し、ライブや新作能舞を上演している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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azu3

1
予想とは異なる内容で面白かった。「ケア」と書くといかにも外来由来だが、日本にも「心直し」というものが古来よりあったと。この著者、古希なのに、バク転するらしい。すごい!2024/06/09

Go Extreme

1
負の感情とケアの時代―日本人をつくる災難:こころとケア 寺田寅彦の災難論 まなざしの転換―キリスト教のメタノイア:ものの見方を変える ことばによる生き直し 心直し 苦海ー浄土 こころの浄化法について―仏教のワザ:和の国づくりの原理 ありのまま探求心 心のこころ・観の目 自然の根っこへ―老荘思想と道教の心直し うたと日本的ケア―神道・和歌・俳諧:負の感情から化成した神々 祭りという生存戦略 俳諧といういのり 乱世と「負の感情」―伝統芸能のケア:清澄と澱みの同居 能の主題・負の感情 魔を断つワザ 戦乱とお茶2021/03/20

しゅうこう

1
負の感情に対する知恵として、仏教や神道、能、茶道に至るまで「ケア」の意味を追い求めていく本。コロナ禍で2021年の元旦にローマ教皇が「平和の道のりとしてのケアの文化」という題のメッセージを発信されたが、そのメッセージに対して本書はタイムリーだったかも知れない。生きている以上、幾度となく芽生えてくる負の感情に対してどうしようもなく行き詰ってしまった時、故きを温ねてみるのは一つの手だと思う。負の感情との付き合い方はいくらでもありそうだが、本書に登場する「おさらば」の哲学は是非とも身に着けてみたいなんだよな。2021/02/03

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