出版社内容情報
稽古や茶会でよくふれる「やきもの」茶道具の実用の要点・歴史・技法を楽しく学ぶシリーズ。2号は茶碗のあつかいを取り上げます。〈知っていれば茶の湯がもっと楽しくなる、やきもの基礎知識〉
〈毎月役立つ、歳時記や季節のことばもさらに充実〉
2019年の淡交テキストは「やきもの」茶道具がテーマです。《茶席のやきもの12編──使う楽しみ、見る楽しみ》では、「茶碗をあつかう」と題して、茶道家・村司宗弘氏が基本的な準備と片付け、迷いやすい茶碗の向き、筒茶碗・平茶碗のあつかいなどを紹介します。豊富な図版と共に日本茶陶史をやさしくたどる《やきものと茶──歴史をまなぶ12章》では、「瀬戸の唐物写し」を解説します。執筆は九州国立博物館副館長・伊藤嘉章氏です。東京国立近代美術館工芸課長・唐澤昌宏氏による《やきものの技と彩り12様》では、技法・装飾のキーワードを挙げながらやきものの魅力に迫ります。そのほか窯場ルポ、茶人必携のお役立ち歳時記や季節のことばも盛り込み、2月の稽古と茶会に役立つ充実の一冊をお届けします。
淡交社編集局[タンコウシャヘンシュウキョク]
編集
目次
茶の湯ごよみ2月(今月の歳事;季節のことば)
茶席のやきもの12編―使う楽しみ、見る楽しみ(茶碗のあつかい―やきものの種類と形;茶碗の正面;茶碗の準備と片付け;平茶碗の準備とあつかい;筒茶碗の準備とあつかい)
やきものと茶―歴史をまなぶ12章(和物茶陶、いよいよ誕生)
やきものの技と彩り12様(やきもの基礎知識 窯と燃料;焼締;作り手に聞く 備前焼 金重有邦氏)