拓本入門―採拓の基礎から裏打まで

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拓本入門―採拓の基礎から裏打まで

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  • サイズ B5判/ページ数 128p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784473042835
  • NDC分類 728.07
  • Cコード C0076

出版社内容情報

二千年前に中国で生まれた複製技術、拓本。その正しい手順や保管方法などを詳しく解説し、新たな趣味として身につけるための入門書。〈紙と墨で写し取る複製芸術・拓本のすべてがわかる入門書〉
〈魚拓と拓本はちがう!? 拓本の正しい技術と知識を伝えます〉

二千年前に中国で生まれた複製技術、拓本。硬くて凹凸さえあれば、何でも実物大に写し取れるのが特徴で、中国の古い碑文、遺跡から出土した瓦や鏡などの拓本は、書道や考古学の研究に無くてはならない資料です。一方、歌碑や石仏を訪ね、歴史や文学を感じながら採拓をして楽しむ趣味の拓本があります。本書は、拓本の歴史や種類について簡単に紹介するとともに、正しい採拓の手順や準備、拓本を保管するための裏打ちの技法などを詳しく解説。拓本をまったく知らない人にもおすすめしたい入門書です。

藪田夏秋[ヤブタカシュウ]
著・文・その他

内容説明

拓本の基本が身につく充実のラインナップ。全国おすすめ採拓スポット、採拓許可書、ほかも掲載。

目次

第1章 身近なものから採拓しよう(葉っぱ;瓦)
第2章 野外での採拓(石碑;大きい石碑 ほか)
第3章 裏打のすすめ(なぜ裏打をするのか;裏打に必要な道具 ほか)
第4章 拓本の予備知識(なぜ拓本が生まれたのか;拓本の歴史 ほか)
第5章 拓本のある風景

著者等紹介

藪田夏秋[ヤブタカシュウ]
1939年、京都市生まれ。京都府立大学文学部国語学科卒業。歴史美術出版および表装・拓本取扱「綻芸舎」主人。日本拓本研究会、日本表装研究会主宰。1970年頃より表具の修業を始め、アートとしての表装を目指すとともに古い書画の修復を行う。その後、全国のカルチャーセンターなどで表具と拓本の指導を行いながら、後進の育成と拓本の普及に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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遠い日

4
字や書が好きなので、拓本にはちょっとした憧れがある。子どもが学生の頃、ゼミの実習で使う「タンポ」を作るのを手伝ったことを思い出す。拓本は「コピー」という意味の一文に、なるほど!と納得。2019/07/02

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