出版社内容情報
日本のならわしの「なぜ?」を、陰陽五行は知っている。陰陽五行を学ぶことは、大人の教養です。〈なぜ、着物の前あわせは「右前」にするの?〉
〈なぜ、節分の鬼は牛のような角で、虎柄のパンツをはいているの?〉
「なぜ、土用の丑の日に鰻を食べるの?」という定番の質問に対し、「体調を崩しやすいこの時期に、養生するため」と答える人は少なくありません。それでは「なぜ、この時期は体調を崩しやすいのか」を知っていますか? 年中行事を実践したり、昔話を知っていても、その深い理由まで説明するのは難しい──本書は、そういった日本のならわしの「なぜ?」を陰陽五行によって解き明かします。図とイラストを使って、はじめての人にもわかりやすく紹介します。私たちの祖先は古代中国の思想・哲学である「陰陽五行」を信じて、今日まで年中行事などを受け継いできました。陰陽五行を学ぶことは、大人の、そして日本人の教養です。
長田なお[オサダナオ]
著・文・その他
内容説明
なぜ?神社の狛犬は左右一対なのか。なぜ?八十八夜に新茶を摘むのか。なぜ?『桃太郎』には猿、雉、犬が登場するのか。その理由を、陰陽五行は知っています。
目次
陰陽のはなし(基礎知識 陰陽説ってなに?;なぜ、日本料理は奇数だらけなの?;なぜ、ご飯は左、汁は右に配膳するの? ほか)
陰陽五行のはなし(陰陽五行説ってなに?;五行の法則(相生・相剋)
五行の配当 ほか)
付録 易のはなし(易ってなに?;八卦(小成卦)ってなに?
乾 ほか)
著者等紹介
長田なお[オサダナオ]
学生時代から古の文化に興味を持ち、古典籍を研究する。陰陽五行説と周易(易経)を中村璋八先生に、陰陽五行説と民俗学を吉野裕子先生に師事。学校の講師や企業の企画、テレビや雑誌などを通して、日本の伝統文化を伝える活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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