出版社内容情報
古今の茶会記を通して、茶の湯の歴史・茶道具・茶席の趣向を楽しく学びます。5号では茶会記から茶室について読み解きます。〈茶会の記録「茶会記」は茶の湯を深めるヒントの宝庫〉
〈初心の方からベテランの方まで楽しめるシリーズです〉
6月の《茶会記の基礎知識》では、「茶会の場所・茶室」「動座する茶会」の二テーマについてわかりやすく解説。《古会記を読んでみよう》では、『松花堂茶会記』などから松花堂昭乗・小堀遠州の茶会を取り上げます。
《茶会記と楽しむ茶席の趣向》では充実の写真に茶会記解説を添え、五月の茶席(薄茶)を誌上で体験します。担当は淡交会栃木県支部・齋藤宗琢氏です。そのほか、各界の著名人による茶会記にまつわるエッセイ《茶会記に想う》や、茶会記によく出ることば「写物」の解説頁、茶道具「香合」の基礎知識を養う頁も設け、初心の方からベテランの方まで楽しめる一冊をお届けします。
神津朝夫[コウズアサオ]
齋藤宗琢[サイトウソウタク]
淡交社編集局[タンコウシャヘンシュウキョク]
目次
茶会記の基礎知識5(茶会の場所・茶室;動座する茶会)
茶会記と楽しむ茶席の趣向(五月 栃木県・齋藤宗琢)
茶会記によく出ることば5(写物)
茶会記に想う(野村得庵の数寄と茶会記)
古会記を読んでみよう5(『松花堂茶会記』他)
この茶道具、何と書く?(香合)
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