出版社内容情報
専修念仏による万人の救済を説いた浄土宗の開祖・法然上人の生涯と遺跡をたどります。
〈ありのままに生き、ありのままで救われる〉
〈いささかの妥協もなく専修念仏を説く救済者〉
日本仏教の祖師7人の生涯と教え、さらに京都を中心とした祖師所縁の寺院を紹介する「京都・宗祖の旅」シリーズの第4巻。浄土宗の開祖、法然(1133-1212)は美作(岡山県)の生まれで、13歳の時に比叡山にのぼり、以来修行・模索を重ねて43歳の春、専せん修じゅ念ねん仏ぶつの教えを確立。のち比叡山を降りて各所で念仏による「平等の往生」を説き、日本仏教史に革命的な業績をのこしました。本書は、?@法然上人の生涯と教え、?A法然ゆかりの史跡の旅、?B京都の代表的な浄土宗の寺院についての3章立てとし、優しい語り口の文体によって、法然と浄土宗の世界についてわかりやすく描きます。
【著者紹介】
作家
内容説明
ありのままに生き、ありのままで救われる。いささかの妥協もなく専修念仏を説く救済者。
目次
1 法然の生涯と教え(はじめに―法然と重衡との出会い;誕生と奇瑞伝説;父漆間時国の悲業の死とその遺言 ほか)
2 京都・法然の旅(精神の軌跡を訪ねて;比叡山・西塔から東塔;嵯峨清凉寺の釈迦堂と二尊院 ほか)
3 浄土宗の寺々(金戒光明寺;知恩寺;法然院・安楽寺 ほか)
著者等紹介
左方郁子[サカタフミコ]
1936年、福岡県に生まれる。奈良女子大学文学部卒業、立命館大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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