出版社内容情報
日本画の大家の作品も小品ならば身近おいて日々愉しめます。まずは、お気に入りを見つけてみませんか。
〈生活空間で愉しむ日本の近代絵画のための手引き〉
〈日本の近代絵画を知る、見る、そしてそばに置いて愉しむために〉
美術館などで鑑賞する絵画は画家の大作が多く、作品の完成度や芸術性は非常に高いものの、一般人の眼からすると別世界のものと感じられ、親しみを持ちにくいともいえます。そこで、現代の日常の生活空間の中で絵画を楽しむ一つの方法として、はがきサイズ(1号)から色紙・扇面程度の「小品」にスポットを当て、明治から昭和までの近代日本画家の作品と値段の目安を紹介し、絵画の魅力と愉しみを気軽に実感できる本とします。掲載作品は京都・東京画壇の日本画を中心に、一部、「番外編」として日本人の洋画も紹介します。
【著者紹介】
鐵齋堂主人
内容説明
京都の名画商・鐵齋堂主人が「小品絵画」にスポットをあて、その魅力と新たな愉しみ方を提案。京都・東京画壇を中心に80余名の作品と値段の目安を紹介。収録図版総数270余点。
目次
1 京都画壇大阪画壇独学・無所属の画家(京都画壇(竹内栖鳳;都路華香 ほか)
大阪画壇独学・無所属の画家(北野恒富;寺島紫明 ほか))
2 東京画壇(横山大観;下村観山 ほか)
3 番外編(洋画―番外編1(中川一政;小林和作 ほか)
小品選―番外編2)
著者等紹介
川崎正継[カワサキマサツグ]
昭和20年、京都生れ。立命館大学卒業後、「川正」の名で書画の目利きとして知られた父、川崎正一のもとで修業。同62年、先代の没後、京都「鐵齋堂」を継ぐ。京都画壇の絵画や江戸時代からの諸派の作品などを主に扱う。毎月6日、京都美術倶楽部で開かれる書画専門の交換会「八日会」の会主をつとめる。鐵齋堂社長、京都美術倶楽部理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 女の子おりがみ