出版社内容情報
茶道具に施された主な文様・意匠を動物・植物・自然・風景・事物・吉祥などに分類し、その意味や由来について解説する茶人必読の書。
茶道具にはさまざまな意匠が凝らされています。それらはただ単に模様や絵を描いたというものだけではなく、日本古来の文様(紋様)や、デフォルメされた文様、特定の意味をもたせた図柄など、非常に楽しく興味深いものが多く見られます。本書はそれらを、棗・釜・茶碗など道具の種類を問わず、動物・植物・風物・自然・吉祥などのテーマ別に整理し、それぞれの由来や意味を紹介します。茶席で見たお道具の文様、また道具に込めた亭主の思いを知るためにも役立つ茶人必読の書です。
【著者紹介】
茶道家
内容説明
茶席では茶碗をはじめ、さまざまな茶道具に出会います。ふだん何気なく目にしている道具には、どのような意味が隠されているのでしょうか。本書は茶道具にほどこされた文様・意匠の歴史をさかのぼり、その由来や意味を探ります。道具にこめられた亭主の思いを理解するだけでなく、あらたな趣向や取り合わせにも役立ちます。
目次
動物の文様
植物の文様
景色と風物の文様
連続する文様と幾何学的な文様
天体と水の文様
吉祥の文様
文学・芸能・歳時と文様
著者等紹介
森川春乃[モリカワハルノ]
1941年、京都に生まれる。裏千家今日庵文庫勤務を経て、茶道教授、茶事を楽しむ。1996年、淡交テキスト『茶道具歳時記』を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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