出版社内容情報
裏千家十三代圓能斎の三男として生まれた著者が折にふれメモしていた茶道周辺の様々な事柄をまとめた魅力ある内容に溢れた一冊。
〈茶道宗家に生まれた著者が綴る魅力に溢れた一冊〉〈著者没後三十年を記念し、名著覆刻〉
裏千家十三代圓能斎の三男として生まれた井口海仙宗匠が、折にふれメモしていた茶道周辺の事柄をまとめた『茶の湯読本』は、平易な文章と、茶道宗家に生まれた著者ならではの魅力に溢れた一冊です。この名著を、間もなく迎える著者没後三十年を記念して覆刻。飄逸・洒脱な茶風と、茶道ジャーナリズムを牽引したことで知られる著者が綴る話題の数々は、あらゆる世代を超え、すべての茶人にとってなじみやすい内容です。
【著者紹介】
裏千家十三代圓能斎の三男
内容説明
裏千家十三代圓能斎の三男として宗家に生まれた著者が綴った茶の湯にまつわる随想、自身のこと、そして多彩な交遊の記録―。
目次
第1章 茶道こぼれ話(茶道;茶室;風炉 ほか)
第2章 食べ物談義(茶事の思い出;四つ頭;結解料理 ほか)
第3章 茶染随筆(真珠庵;天狗谷;婆々瓦 ほか)
著者等紹介
井口海仙[イグチカイセン]
明治33年‐昭和57年(1900‐82)。裏千家十三代家元圓能斎の三男として京都に生まれる。本名は三郎、幽静庵と号した。同志社普通部を卒業後、大正11年『茶道月報』を主宰。兄・裏千家十四代家元淡々斎の補佐役として活躍し、今日庵理事、淡交会専務理事等をつとめ、大正、昭和の茶道界の発展に貢献した。また若年より文才に長じ、各誌に茶道研究、随筆を発表。茶匠としてはつとに洒脱な茶風で知られ、文壇、演劇界等に多彩な交流をもった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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