何必館拾遺

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  • サイズ B5判/ページ数 133p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784473034458
  • NDC分類 704
  • Cコード C0072

出版社内容情報

稀代のコレクターで、可必館・京都現代美術館館長である著者のビジュアルなエッセイ集。作品と過ごした時間の中で心の想いをつづる。

内容説明

「芸術への限りない共感」、何必館・京都現代美術館館長、現代の数寄者が綴る、十二の作品、十二の物語。

目次

1 枢機卿の視線―ジャコモ・マンズー「枢機卿」
2 壷中愛憎―富本憲吉「白磁壷」
3 青春の既景―松本竣介「寺院」
4 淡墨春宵―速水御舟「春宵」
5 野守の記憶―加藤唐九郎「紫志野茶碗」
6 任運の人、良寛―良寛「君看雙眼色不語似無憂」
7 余白の美―小林古径「俑」
8 微光への旅―入江波光「南欧トルレデルグレコ」
9 詩人の魂―山口薫「おぼろ月に輪舞する子供達」
10 坐辺師友―北大路魯山人「つばき鉢」
11 邂逅―村上華岳「太子樹下禅那」
12 墓碑銘―パウル・クレー「舵手」

著者等紹介

梶川芳友[カジカワヨシトモ]
何必館・京都現代美術館館長。1941年、京都市生まれ。村上華岳の一枚の絵「太子樹下禅那」との出会いにより美術の道に入る。1980年、財団法人京都現代美術財団設立、理事長となる。1981年、何必館・京都現代美術館創設、館長となり、現在に至る。富山県芸術文化顧問、日本ペンクラブ会員。エッセイスト、クリエイティブ・ディレクターとして多方面で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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