目次
巻頭エッセイ 京都に居ることが分った。
口絵カラー
現代へのメッセージ 日本人の宗教心
妙法院・三十三間堂の歴史
「成功」の時代―院政期の造寺造仏
妙法院文学散歩
妙法院の障壁画
妙法院・三十三間堂の庭園
妙法院・三十三間堂の宝物
著者等紹介
菅原信海[スガワラシンカイ]
1925年、栃木県生まれ。三十三間堂本坊・妙法院門跡門主。天台宗勧学大僧正。早稲田大学第一文学部東洋哲学専修卒業。東洋哲学、日本宗教思想史の研究家として早稲田大学教授を務め、同大学文学部長・東洋哲学会会長などを歴任。現在、同大学名誉教授、文学博士、京都古文化保存協会理事長
みうらじゅん[ミウラジュン]
1958年、京都府生まれ。漫画家、イラストレーター、作家、ミュージシャン。武蔵野美術大学在学中に月刊漫画「ガロ」誌で漫画家デビュー。現在は多岐にわたる分野で活躍を続けている。1997年に造語「マイブーム」で流行語大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
70
三十三間堂、というのは独立した何か、だと思ってたら、妙法院と一体何ですねぇ。ちょっと離れてるし、行ったことない。しまったな、障壁画とかなかなからしく。2022/03/05
退院した雨巫女。
14
《私‐図書館》前から三十三間堂に、行ってみたかったんです。仏像のカリスマの解説はさすが。2013/05/10
sayzk
9
木を見て森を見ず、てな事を昔から申しますが、三十三間堂の場合、その「観音さんの森」に目を奪われて意外と一体づつは見てないように思いますな。しかし一体づつみても慶派ブランドで金箔もよく残っている優れものですからまたじっくりのんびり見に行きたいですな。それと妙法院。ここは普段は一般拝観できまへん。前に特別公開期間に行ったことがおます。ここもまた行きとう御座います。2016/05/02
荒野の狼
6
「新版 古寺巡礼 京都」の18巻は妙法院・三十三間堂で2008年の出版。妙法院門跡と蓮華王院三十三間堂はひとつの寺であるため、本巻では一緒に紹介されている(ちなみに「蓮華王とは千手観音の異称p94」)。妙法院は非公開なので掲載写真は貴重ではある一方、三十三間堂は一般公開されているため旅の思い出にはよいが(内部は写真撮影禁止なので)、本書を購入する読者の目的からすると相反するので、この二つの建築物の組み合わせは、大方のニーズにはあってはいない。2023/04/10
ohmi_jin
6
意外と妙法院と三十三間堂が同じお寺であることは知られていない。私も神仏霊場巡りで初めて知った。妙法院は通常非公開なので拝観した事はないが、三十三間堂はまさに圧巻としか言いようがない。2019/12/21