内容説明
永観堂は草創以来今日まで幾多の文化人たちの筆や言葉にもてはやされ、親しまれて「モミジの永観堂」として千百有余年の歴史を持つ古刹である。
目次
巻頭エッセイ 終り思うぞ嬉しかりける
現代へのメッセージ 阿弥陀さまの慈悲のまなざし
禅林寺の歴史―みかえり阿弥陀との対面
深覚僧正の瓜―禅林寺史の一駒
永観堂文学散歩
山越阿弥陀図
永観堂の庭
禅林寺の文化財
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
75
”永観おそし!”と、阿弥陀如来が振り返って言う、というシチュエーションが面白い。禅林寺てどこ、と思ってしまったが、永観堂、は通称なんですね。2021/06/17
雨巫女。
9
《私‐図書館》禅林寺=永観堂とは、知りませんでした。永観堂=紅葉ですよね。安部龍太郎さんと言えば、今年の直木賞でしたよね。小説読んでみたいなあ。2013/02/18
鬼山とんぼ
4
安部龍太郎のエッセイを読むため手にしたが拾い物。紅葉の永観堂という言葉は知っていたが禅林寺の存在は知らなかった。なあんだ、何度か行ったことのある南禅寺のお隣じゃないですか。名前からして禅寺かと思ったら念仏の浄土宗だという。由来となった住職の永観さんは人望が篤く老年になってから東大寺のトップに据えられたり。その100年も後になって法然が浄土宗を立てたんだな。それを当時の住職が永観さんの教義とほぼ一緒だったので宗派を移行したんだな。見返り阿弥陀の話は気に入った。同僚、後進に配慮するリーダーのあるべき姿だ。2022/03/25




