出版社内容情報
産経新聞の記者が一年間の裏千家宗家密着取材を通して、自らの肌で感じた茶道の世界を素直な表現と平易な言葉で紹介した取材記。素直な感動が茶道の実像を伝える。
内容説明
一年間の取材を通して記者が見つめた茶道宗家の世界。大好評の新聞連載を一冊にまとめました。
目次
冬(除夜釜―大みそか、新年へ炉の火継ぐ;梅の井―寅の刻、若水で練る大福茶 ほか)
春(都をどり―凛と一服 先見のもてなし;花見帰り―桜を用いず余韻を満たす ほか)
夏(乞巧奠と葉蓋―自由な発想で涼しさ演出;夏の菓子―夏はいかにも涼しく ほか)
秋(和親棚―新しい茶の湯スタイル;名残の茶事―「不揃い」にわびの風情 ほか)
著者等紹介
山上直子[ヤマガミナオコ]
昭和40年京都府生まれ。平成元年同志社大学商学部卒業。同3年大阪新聞社入社。同14年、大阪新聞と産経新聞の合併に伴い産経新聞京都総局勤務。大阪時代は経済部、京都では宗教・文化を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。