出版社内容情報
茶の湯を継続することで齢を重ねれば、誰もが侘びを深くするという信念のもと、喜寿から傘寿までの間、季節ごとに催した茶会の取り合わせを美しい写真と解説で紹介。
内容説明
客にとっても亭主にとっても、茶の湯の楽しみはやはり茶道具の取り合わせ。老いてこそますます深みをくわえる茶境にたって、茶道具の時代と格、色どり、そして季節とテーマなど、亭主七分の楽しみを語ります。
目次
茶道具の取り合わせ(初釜;利休忌;雛の茶会;花見の茶会;藤の茶会;五月雨の茶会;織部によせて;七夕の茶会;月見の茶会;松花堂と遠州;亡き人を偲ぶ茶会)
コラム・大内塗の懐石道具
名残りの茶事によせて
以心伝心―口切の茶会によせて
もてなしの工夫
新しい道具の魅力
著者等紹介
杉浦澄子[スギウラスミコ]
大正10年、浅井竹五郎の次女として名古屋に生まれる。愛知県立第一高等女学校卒。東京女子大英文科に学ぶ。東京大学印度哲学研究室にて中村元博士の指導をうける。裏千家茶道教授。陶磁研究家
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- 和書
- ’14-15 iepro