内容説明
子供から大人にまで、それぞれの心にしみる一冊。絵本のあたたかな森に分け入って見つけた、すてきな獲物。
目次
生きる歓び(どうぶつのおやこ(藪内正幸)
ひとつぶのえんどうまめ(光明尚美) ほか)
あったかーい(おこちゃん(山本容子)
星空キャンプ(村上康成) ほか)
これはこれは!(ひたひたどんどん(伊藤秀男・内田麟太郎)
ぞうのボタン(上野紀子) ほか)
きみとぼく(トリとボク(長新太)
だってだってのおばあさん(佐野洋子) ほか)
そうだったの(さるとかに(赤羽末吉・神沢利子)
あな(和田誠・谷川俊太郎) ほか)
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- 評価
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
159
大人になって絵本から離れていたとき、福音館書店の松居直さんに勧められて、その深みや温かみに感動した。児童文学作家で翻訳家の今江祥智さんが出逢った物語の森の中から、セクター7やヴァイオリニスト、ふるびたくまや夜くる鳥など、40冊の幅広い絵本を紹介している。鮮やかな色合いや躍動感、モノクロの切なさ、言葉では伝えきれないものが、本を開くと響いてくる。目を瞑ると今宵の宙のように、感じ入りたい世界の音が聴こえてくる。物語の世界は私たちと何処かでつながっていて、疲れたとき、安らぎたいときに、そっと近づいてきてくれる。2023/12/31
timeturner
4
松居直さんの家に寄宿しながら福音館書店で編集者として働いたという経歴ならではの、絵本づくりの制作にまつわるあれこれや、絵本作家たちの人柄がわかるエピソードが興味深い。それにしても松居家の膨大な洋書絵本に囲まれて暮らしただなんて羨ましいったら!2020/12/22
グーグー
2
児童文学作家・翻訳家の今江祥智さんがみつけたさまざまな絵本たち。絵本それぞれの紹介文が興味深い。鮮やかな書影にも惹きつけられる。読みたい絵本がまたふえた。2021/03/25
lovemys
1
なんとも素敵な絵本の紹介本。 ビジュアル的にすごく素敵で、 絵本たちも私が大好きなものが多かった。 なので、他の本も読んでみようと思った。 こんなに素敵な絵本紹介本があるんだー、と感心した。 厳選さえれた絵本たちに、 本当に価値があるように感じられた。 そんなに数を載せなくても、 こういった絵本紹介本の方が、自分の好みに合わせられるのでイイナ、と思う。2012/11/19
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