内容説明
コドモの時は、あんなにつまんなかったのに…。日本美術応援団ふたたび見参。
目次
金閣―「むきだし」の金は今日もリニューアル中
二条城―ゼネコン狩野株式会社の大仕事
東寺―とうじのまんま、ぶっきらぼうに並んでます
高台寺・円徳院―和尚の留守中に描いちゃいました
清水寺―信仰と観光の幸福な結合
京都御所―ミカドの留守番130年
桂離宮―純粋な贅沢を死守してきました
平等院―平安貴族が夢見たサンダーバード基地
銀閣―砂に銀を映したアーティストは誰か?
楽美術館―楽茶碗、15代目も楽じゃない
待庵―利休がしかけたワナつき二畳
嵐山―マル貧修学旅行生、嵐山の秘部に迷い込む
著者等紹介
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜市生まれ。ご存じ「老人力」の元祖。路上観察学会長老。中古カメラの達人。実はもと前衛芸術青年で、芥川賞作家。全貌を把握するのはむずかしい。あえて言えば職業は「赤瀬川原平」。日本美術応援団団員一号
山下裕二[ヤマシタユウジ]
1958年、呉市生まれ。一応、表向きは日本美術史を教える明治学院大学教授。もともとの専門は室町時代の水墨画だが、岡本太郎を熱く語ったりもする。最近は現代美術にもちょっかいを出している。日本美術応援団団長
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