東西喫茶文化論―形象美学の視点から

東西喫茶文化論―形象美学の視点から

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  • サイズ B6判/ページ数 215p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784473017178
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

古典的飲料―「茶」と「コーヒー」と「チョコレート」が生んだ魅惑の最先端ファッションのさまざま。文明のふたつの嘉木である茶とコーヒーその喫茶から生まれた東洋と西欧のユニークな文化の形(かたち)と象(すがた)の比較論。

目次

第1章 イエズス会宣教師と茶の湯
第2章 二つの嘉木―「茶」と「コーヒー」
第3章 共飲―そして碗の文化とカップの文化
第4章 オランダ東インド会社―女性と喫茶、そして砂糖
第5章 食卓の文化と食膳の文化―ナイフ・フォークと箸
第6章 ヴィラと茶屋、そして離宮とティーハウス―絶対王政時代の東西建築交流
第7章 欲望の贅沢―食卓と茶卓のあいだで
第8章 甘味と苦味―近・現代文明の誘惑
第9章 喫煙と喫茶―「吸う」と「呑む」
第10章 窓辺の茶と文化―レースと和紙
第11章 茶の湯とやきもの―特権化と大衆化
第12章 火炎の贈り物―女性と茶の湯

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんまさ

5
ほぼ流し読み。話があちこち飛んで何がいいたいのか分からん。連載をまとめたものだから仕方ないのかもしれないけど。よくわからん主張や偏見も多いし読むだけ無駄かと。文化論はこういうの多いね。2014/05/01

けろ

0
講義と連載をまとめたものなので仕方ないとはいえ、いろいろ混ざりこんでいて、どれも中途半端に終わっている感じがする。茶道を習ったことがあるものには平易な文体であるしそれなりに楽しめるが、やはり何か物足りない。2017/08/31

あかふく

0
茶、コーヒー、紅茶、タバコなど、およびそれらに関わるやきもの、内装などについての入門書。「東西の交流というもの」を疑わないのは若干疑問だが、平易なので基本として良かった。p.167に出て来る「ピクチャレスク」が個人的な理解では意味が異なっているが、参考文献が挙がっている(Ch. Gere : Nineteenth-Century Decoration)ので、そちらでそういう使われ方をしていたのかな。「窓辺を厚地のカーテンと薄いカーテンの組み合わせによりピクチャレスクに飾る」(p.167)2012/10/29

Riko

0
図書館で借りた2008/07/22

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