内容説明
お茶会って決して固苦しいものじゃありません。皆さんも積極的にお茶会へ行ってみて下さい。きっといいことありますよ。その時の助けに、この一冊、必ずお役に立つはずです。お茶やお菓子のいただき方はもちろん、襖の開け方や席入りの仕方なども、茶会の流れにそって解説したあります。お茶会に行ってみたいけど心配で…。そんなあなたの不安を解消してくれる、楽しい入門書です。
目次
1 薄茶を一服(茶会に持っていくもの;待合での心得;襖の開け方;道具のいろいろ;茶腕の拝見 ほか)
2 正午の茶事(案内状をいただいたら;蹲踞の使い方;主客の挨拶;縁高でのお菓子の取り方;濃茶のいただき方 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
momogaga
38
いつかは、案内を受けたい、正午の茶事を学ぶ。2023/06/28
ひめぴょん
9
大寄せ、正午の茶事の客としての振る舞いについてまんがで分かりやすく伝えてくれる本。客としての作法はお稽古する機会が少ないので、こういう本は有難いです。茶事に行くことはないと思っていますが、大寄せ、月釜は無作法のないようにしたいもの。お茶やお菓子をいただくときというのは、稽古でもやりますが、待合に入る時、茶室に入って席に着くまでは茶会の度に見様見真似でやっています。 静かな中で無言で運ばれてゆき、その中で感じる世界は禅に確かに通じるものがある。そういう空気感を感じられる本でした。 あとがき(千宗之)より:茶2024/08/12
なま
4
まんがとあなどることなかれ、大寄せの薄茶の頂き方など略式化されたものから、茶事(本当の茶会の相で懐石や濃茶・薄茶を含めた形式)の作法をわかりやすく説明。掛け軸や水差しの拝見の仕方、懐石を頂く際の椀の蓋や口をつけた箸のさばき方、毎日の食事にも使える箸の持ち方、お菓子の頂き方(菓子鉢・銘々皿・干菓子)なども丁寧に。お作法を知ると随所に相手を思う気持ちが込められているので心が豊かになりますよ。 2017/07/24
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