生命がめぐる星―地球

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生命がめぐる星―地球

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  • サイズ A4判/ページ数 68p/高さ 20X22cm
  • 商品コード 9784577034637
  • NDC分類 K468
  • Cコード C8795

内容説明

今、世界各地で深刻な自然破壊がつづいている。地球規模の温暖化もはっきりしている。その原因の多くは、間違いなく人間が作っている。自然を見つめ直し、私たち人間がしなければならないこと。それは、地球でしか生きられないすべての生き物の生命を守ること。

著者等紹介

桃井和馬[モモイカズマ]
1962年生まれ。フォトジャーナリスト。これまで世界140ヵ国を、「文明」「環境」などの切り口で取材。活字メディアだけでなく、テレビ・ラジオ出演、講演やワークショップも数多く続けている。第32回太陽賞受賞。JVJA(日本ビジュアル・ジャーナリスト協会)会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

126
地球には太陽の光が注ぐ。水があり空があり雲がある。大気や風や海もある。…あらゆる動植物は地球環境に適応しながら生命を繋いできた。すべての生命には役割があり、大切で欠けてはいけない。その循環からはみ出した人間。…動物は人間に会うと逃げるんだ。動物は知っている。争いを避けることを。人間は認めたがらない。動物は人間より賢く強いことを。この地球のバランスを崩し、この地球でしか生きられない人間が、すべての生命に生かされている人間が、この地球を守らなくてどうするの。権力や経済発展を競う一部の人々は何を目指しているの。2021/08/09

モリー

68
「風は地球の呼吸だ」「水は地球の血液だ」「大地は地球の皮膚だ」…。これらの例えと、美しい写真が私達の生きる地球本来の姿を伝えています。しかし、その姿をあとどれくらい目にすることが出来るでしょうか。多くの方に手にとってほしい本です。時間は取らせません。私がお願いするのも変ですが、どうかこの本を手に取り、お一人お一人が自分の役割を考えてください。私も考えて行動します。残された時間は少ないのです。2021/02/07

夜長月🌙@新潮部

62
地球上の繊細な生命のつながり、微妙なバランスが語られます。その中で人類は何をしているでしょう。見開きで左のページに簡潔な文章、右のページにその自然や動物の写真が挙げられています。唯一の生命の星、地球の破壊は人類の手によって進められています。今も毎日60~120種の生命が絶滅していると言われます。その多くの原因は人類が作っているのです。2021/08/21

とよぽん

55
「自然界では、すべてに意味があります。」とフォトジャーナリストの桃井さん。いろいろな動物たちの写真を見ながら、人間は地球上で最も優れた生き物か? 地球はだれのもの? 地球はだれのためのもの? と思い、怒りを感じた。多くの生命に助けられ、生かされているのが人間だということを思い出してほしい、と作者。風景や動物たちが美しく生き生きと生命の輝きを見せてくれる。生命のめぐりをどんどん破壊している人間・・・地球の危機に向かってひた走る。2007年に出た本、もっと読んでほしいし、行動に移さなければ!できることから。 2021/02/22

まさまま

27
▽風は地球の呼吸、水は血液、大地は皮膚。栄養を運んだり、温度を保ったり、豊かな実りをもたらし『私たち』に住処と糧を与えてくれる地球。▽この本を閉じてふと考える。もし『人間』の特徴や生態を説明するように…と言われたら何と答えよう。胸を張れるだろうか。▽すべての生命には役割があり、助けられ、生かされていることを決して忘れてはならない。そして何ができるか問い続け行動しよう。『私たち』とは人間だけではないのだから。2021/02/18

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