内容説明
ユネスコが世界に英知を集めて各国の道徳教育の基礎と背景についてまとめた“道徳教育特集号”に編者の関連論文を追補。
目次
序 世界の道徳教育の俯瞰図
1部 世界の道徳教育(現代フランスの学校における価値教育の問題;道徳的思考のための基盤形成;ペレストロイカ以降の教育―新しい価値に関する研究;中華人民共和国における道徳性の発達―教育者のためのいくつかの示唆 ほか)
2部 日本とアメリカの道徳教育(日本の道徳教育の特徴とこれからの方向;アメリカの思想の系譜と道徳教育)
編訳者あとがき―世界の道徳教育の動向をふまえ、リードする道徳教育を創ろう
著者等紹介
押谷由夫[オシタニヨシオ]
滋賀大学教育学部卒業。広島大学大学院教育学研究科教育社会学専攻後期博士課程中退。教育学博士。広島大学助手、高松短期大学講師、高知女子大学助教授、文部省教科調査官、文部科学省教科調査官、国立教育政策研究所教育課程調査官(道徳教育担当)を経て、現在、昭和女子大学教授
伴恒信[バンツネノブ]
広島大学教育学部卒業。同大学大学院教育学研究科教育社会学専攻後期博士課程修了。教育学修士。国立教育研究所、文部省学術国際局、ドイツ・ユネスコ教育研究所に勤務、鳴門教育大学助教授、ニューヨーク州立大学客員研究員を経て、現在、鳴門教育大学教授
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