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内容説明
「富裕税を導入せよ」「税金逃れを許すな」――ドイツ版ピケティが、優等生国家の格差問題に警鐘を鳴らす。ドイツはなぜ、「金持ちがもっと金持ちになる社会」になってしまったのか? どうすればより健全な社会を作ることができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしひろ
7
格差社会を生み出すことについて、ドイツとアメリカを比較する。国家の仕組みが明らかになる。ドイツは国力の大きさからも注視していく必要性があると思った。2016/04/24
りょうみや
2
ドイツは金持ちが天井知らずの格差。この本に書いてある格差のロジックはドイツに限らず、アメリカを始め新自由主義の国全てに当てはまることで、それぞれの要因の程度の差はあれ、ドイツ特有のことはほとんどないのでは。これを是正するための提言がいくつもされているが、要は金持ちに対する上手な課税システムが必要。ドイツには今は機能していないが資産税があることは知らなかった。これは全世界が取り入れるべき税システムだと思う。2016/03/03
よこまつ
0
戦後ドイツはとらえづらい。例えば文学レベル日本ではまだまだ扱われていない分野。東西ドイツ対立や戦後からの復興。映画ではよく題材にされるが人間性に力点がゆき、社会全体を理解できないものがおおい。それを詳細に取り扱っている点だけでもこの本に感銘を受けた。2016/05/05
かなく
0
金で議員、議席、票が手に入れられる事が原因ではないだろうか。2016/03/27