出版社内容情報
「はい。Z県警察一一〇番です。事件ですか。事故ですか」一日に1200本が入電するZ県警本部の通信指令室。その中に電話の情報のみで事件を解決に導く凄腕の指令員がいるらしい。千里眼を上回る洞察力ゆえにその人物は<万里眼>と呼ばれている――。通信指令室を舞台に繰り広げられる、新感覚警察小説!
内容説明
Z県警本部の通信指令室。その中に電話の情報のみで事件を解決に導く凄腕の指令課員がいる。千里眼を上回る洞察力ゆえにその人物は“万里眼”と呼ばれている―。ある日の深夜、通報に応答していた早乙女廉は『イエが盗まれた』という一報を受ける。思いもよらぬ訴えに動揺していると、割り込んでくる声が。その声の主こそ、“万里眼”こと君野いぶきだった。果たして真相は?電話越しに謎に迫る、新感覚警察ミステリ!
著者等紹介
佐藤青南[サトウセイナン]
1975年、長崎県生まれ。第9回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞を受賞し、2011年『ある少女にまつわる殺人の告白』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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