出版社内容情報
超エリート学生が修学旅行で見た日本、痛烈な自己批判が飛び交う論壇など、反日・嫌日だけじゃない、意外と新しい中国人の本音の数々。
内容説明
沈む欧米諸国、日本をよそに経済的大躍進を続ける中国。我々は「中国はいい加減な国だ」とあら探しをして安心してはいないか?中国には自慢もあれば、自制もある。元中国公使が見た、聞いた「新しい中国」の姿。
目次
第1章 若者たちは日本をどう見ているか―交流の現場から(インターネットが中国社会を変える?;超エリート校「北京四高」は日本で何を見たか ほか)
第2章 中国の知識人たちとの対話(対話1―歴史認識とメディア、ビジネス;対話2―文化、コミュニケーション、外国観、環境 ほか)
第3章 中国メディアは何を伝えているか(経済発展とオリンピック報道;中国人の「自己評価」 ほか)
第4章 日本ってどんな国?―中国青少年への日本発信(日本は精神的豊かさを大事にしてきた;日本と中国の切っても切れない深い縁 ほか)
第5章 共に進化する未来へ(日本の中国認識―危ない心理バランス;中国人の愛国心と「知」へのリスペクト ほか)
著者等紹介
道上尚史[ミチガミヒサシ]
1958年大阪生まれ。東京大学法学部卒業。1983年外務省入省。ソウル大学で韓国語を学び、ハーバード大学で修士。在ジュネーブ代表部、在韓国日本大使館(政治部)、本省経済局課長等を経て、2007~09年在中国日本大使館公使(広報文化センター長)を務める。韓国と中国を肌で知る、外務省有数の東アジア通。上智大学非常勤講師として「日本外交の諸問題」を講義。現在は内閣官房で勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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