出版社内容情報
15種類の道具を使って、指と長年の勘で割り、剥ぎから、用途に応じた様々な編みの技術を駆使する様子を克明に追う。
内容説明
籠職人の技は指の技だという。ほぼ同じ工程の編みであっても、両手の指はそれぞれに違った位置にある。それが、指の技となって竹を編みあげる。生活から追いやられつつある竹製品。その竹編みの技術を継承する数少ない籠職人の一人浅野宗一郎の技と心を映し出す。
目次
1章 籠職人を求めて
2章 出会えた籠職人
3章 籠職人にある技(割りと剥ぎ;編み;もう一つの技に―竹工画)
4章 消える籠職人で
5章 籠職人を生きる
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