子どものやる気を引き出す「ほめる」よりすごい方法３９

沼田 晶弘【著】/Ｍａｓａｋｉ【イラスト】

高橋書店（2024/07発売）

• サイズ A5判／ページ数 192p／高さ 21cm
• 商品コード 9784471104610
• NDC分類 379.9
• Cコード C0037

出版社内容情報

最近の子育ては「ほめて伸ばす」のが当たり前。子どもの自己肯定感を損ねないように、傷つけないように失敗させないように、すごいね上手だねを連呼する。
でも、本当にこれでいいのかな……。

そんな悩める保護者のみなさんに、ＭＣ型教師ぬまっちの痛快育児メソッドをお届けします。じつはよく言われている「自己肯定感」には勘違いが多くあったのです。

●「ほめられ方」を伸ばす
●ゴールやペナルティを勝手に変えない
●「だけ」の使い方をマスターする
●子どもは他人だと思え

子どものやる気を引き出す３９のメソッドを、マンガと図解で徹底解説！

内容説明

マンガと図解でわかる。「子どもはほめれば伸びる」「失敗すると自己肯定感が下がる」は嘘。カリスマ小学校教師、ぬまっちが教える子育て新常識。

目次

１章　ただほめるよりもっといい子育て（ほめ言葉は本当に、自己肯定感ややる気を育てるのか；無理にほめない　ほか）
２章　子どものやる気の引き出し方（子どもが夢中になり、ついやってしまうような工夫を；反抗は成長の証だと考える　ほか）
３章　親が笑顔になる方法（「完璧」を手放して「最強」に；親がもっと毎日を楽しむ　ほか）
４章　教えて！ぬまっち　こんなときどうする？（子どもが無駄遣いをするのですが…；勉強を好きにさせるには、どうしたらいい？　ほか）

著者等紹介

沼田晶弘［ヌマタアキヒロ］
東京学芸大学附属世田谷小学校教諭。ＭＣ型教師として話題を集める。学校図書生活科教科書著者。東京学芸大学教育学部卒業後、アメリカのボールステイト大学大学院でスポーツ経営学修士を修了。インディアナ州マンシー市名誉市民賞を受賞。同大学職員などを経て、２００６年から現職。「ダンシング掃除」「勝手に観光大使」「帝国ホテルへ卒業遠足」など独自の手法で児童の自主性を引き出す教育法が話題となり、読売新聞の「教育ルネッサンス」に取り上げられる。教育関係のイベント企画、リーダーシップ、コーチング、信頼関係構築などの講演も精力的に行い、ビジネス書の執筆等、活動は多岐にわたる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[愛]

「子どもの気持ちがどこに向いているか観察する」とありました。甥っ子のママは、甥っ子が小さい時にEテレ(教育番組)を観せ、3歳の時に実験番組に興味を持つようになり、しかも中学生の番組を好んで観ていたそうです。男の子は興味を持つとすごい勢いで伸びると本にありましたが、本当だと思いました。あと、「親が失敗を恐れると子どもは成長しない」「自己肯定感を伸ばすには、何でも恐れずに果敢に挑戦させる」ともありました。また、失敗を経験するのも大事なようです。私はお菓子作りで薄力粉を入れ忘れたりしましたが、それもいい経験です

2025/03/02

[警蓮社峻譽身阿]

衝動買いした本。私は子育てに悩んでいる自覚はないが、何かしらインプットしておくべきとは自認している。子どもにtakeくを期待しない、親はgiveするのみ。「何分以内」ではなく「この曲が終わるまでに」。親の努力を見せる。将来親は先に死んでいなくなることを前提に育てる。自分で決めたルールを守らせる。親はニコニコしている方がいい。子どもへの対応は、1見る2気づく3認める4誉める5喜ぶの5段階。誉められ方を伸ばす。定期的に読み返し実践する気持ちをリセットしたい。

2024/10/05

[するめ]

図書館。褒めるのが苦手、どう褒めればいいかわからない私にはとても良本でした。「冷凍餃子でいい？」じゃなくて「ママ食べたい気分だから冷凍餃子がいい」って言い方は今から意識したい。定期的に読みたい本

2024/12/01

[COPEN]

子育てママには参考になるところがたくさんあると感じた。

2024/12/25

[しゅうりん]

自分の「取り扱い説明書」を書かせてみるの面白そうです。

2025/04/14