出版社内容情報
日本再生の構造に着目する。
内容説明
本論は、文明の変質を具体的に表現し、社会原則に基づく国家干渉の基礎を与えた法令に充分留意し、その実践の現場を真摯に分析し、そこに作動する資本の原理を論及し、資本の原理の許容域と社会の原則の作動域との重合・乖離を明瞭にし、地域産業政策に焦点をあて法令実践の計画行政に潜む虚構を探求した。
目次
第１章 体制の変革と地域の再生
第２章 産業地域構造の変革と地域産業社会の再編
第３章 新産業都市の建設と工業整備特別地域の変容
第４章 中央日本の再生と縁辺地域の崩壊
第５章 工業再配置計画の進展と高度技術・叡智集積地域の育成
結論 地域の変革と文明の変質
著者等紹介
宮川泰夫［ミヤカワヤスオ］
１９４３年宮城県生まれ。１９６９年東北大学大学院修了。現在、九州大学大学院比較社会文化研究院教授。理学博士（地理学）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
