内容説明
バランシンのテクニックを最も正確に吸収したバレリーナとして高い評価を得、退団後もなおニューヨーク・シティ・バレエ付属スクールの専任教師を務める著者が、バランシン・テクニックの技法・教授法から習得の心構えまでを解き明かす。
目次
第1章 バランシン・テクニックを学ぶ心構え
第2章 バーレッスン
第3章 上半身
第4章 ポアントワークとルルベ
第5章 ジャンプ
第6章 パートナリング
著者等紹介
ショーラー,スキ[ショーラー,スキ] [Schorer,Suki]
1959年から1972年までニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)在籍。芸術監督ジョージ・バランシンのもとで踊り、プリンシパル・ダンサーに昇進した。退団を機にNYCBの付属スクールであるスクール・オブ・アメリカン・バレエの専任教師となり、今日に至る。ニューヨーク在住
上野房子[ウエノフサコ]
ダンス評論家。福岡県北九州市に生まれ、東京で育つ。国際基督教大学教養学部語学科にて異文化間コミュニケーションを専攻、学士号取得。ニューヨーク大学ダンス学部大学院にて舞踊評論・舞踊史を専攻、修士号取得。共同通信、ダンス専門誌・紙に寄稿を続けている。アメリカン・ダンス、殊にジョージ・バランシンとニューヨーク・シティ・バレエをこよなく愛し、ニューヨークおよび東京でのNYCB通算公演鑑賞回数は130回超。明治大学および同大学院、明治学院大学、ロシア国立ペルミバレエ学校日本校講師
里見悦郎[サトミエツロウ]
1955年、東京に生まれる。モスクワ大学留学、ハルピン医科大学大学院医学・薬学専攻博士課程に学ぶ。ニューヨーク大学医学部病院にて研修。2000年昭和音楽大学短期大学部バレエコース初代主任助教授。現在、育仁会小田切病院リハビリテーション科診療部長。東京バレエクリニック院長。東京高等バレエ学校代表世話人。大慶師範大学名誉教授。大慶外国語学校名誉校長。大慶市外事弁公室日本引智顧問。ワガノワバレエアカデミー、ペルミバレエ学校の教員と協力し、バレエ教師養成、ダンサー育成に努め、教え子はマリインスキーバレエ団等海外の一流バレエ団で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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