内容説明
本書は、成人を迎える「二十歳までに」、現代を生きる私たち自身の「暮らしといのち」を支えるために必要な知識と考え方を、できる限り多様な視点から幅広く網羅しようと試みたものである。それらは、無数にある視点のごく一部にしか過ぎないが、12項目のそれぞれが専門的知識に基づいた情報になっている。
目次
幸せってなんだろう?―生存権と人間の欲求
良いこと?悪いこと?―飲酒・喫煙・薬物乱用
人生ってどうしてつらいの?―ストレスとストレス対処
コミュニケーションって何?―他者と理解し合うために
自分の意見・他人の意見って?―集団の中の自分
人を助けるって?―援助することと、されること
メディアは社会の道標?―近代・現代はメディアの発達とともに
キャリアを形成する?―社会とのつながり
結婚がゴール?―自分の家族と自分がつくる家族
一人称の死?―自分自身のいのちを考える
二人称の死?―死別と悲嘆との向き合い方
ちゃんとした生活って?―健康観の変遷と生活習慣
著者等紹介
近藤卓[コンドウタク]
1948年生まれ。東海大学文学部心理・社会学科および大学院文学研究科臨床心理学系教授。子どもといのちの教育研究会・会長、日本学校メンタルヘルス学会・理事、日本学校保健学会・理事。専門は健康教育学、臨床心理学。臨床心理士、学術博士。高等学校の教諭を約10年間勤めた後、東京大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。ロンドン大学精神医学教室客員研究員、群馬大学、立教大学などの講師の後、東海大学に勤務。今に至る。約30年間にわたってスクールカウンセラーを務め、現在も継続中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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