出版社内容情報
内容および構成
第1章
振動と騒音の規制について 大野進一
第2章
振動制振技術に関する最近の研究動向 長松昭男
1
はじめに
2
研究などの活動
3
日本機械学会論文集の動向
3. 1
概要
3. 2
動吸振器
3. 3
制振鋼板
3. 4
振動絶縁・ダンパ
3. 5
粘弾性材
4
おわりに
第3章
制振材料の最近の動向 西澤 仁
1
はじめに
2
制振材料の基本的コンセプトと高分子材料
3
制振材料の構造と制振特性
拘束型/非拘束型
4
制振材料の応用分野と代表的な制振材料
第4章 代表的制振材料の特性
〈素 材 編〉
1
制振材料の概要-ゴム・エラストマーなど-
山口道征
1. 1
はじめに
1. 2
振動減衰性
1. 3
制震材料
アスファルト系材料/ゴム系材料
1. 4
機器類の振動・衝撃吸収材料
1. 5
ポリマーアロイ
1. 6
おわりに
2
ポリノルボルネン系制振材料
窪田三郎
2. 1
はじめに
2. 2
試料調整
2. 3
評価試験方法
2. 4
PNR成形品のtanδに及ぼすプロセスオイルの影響
2. 5
PNRに金属鉛粉末を高充??して成形した試料の制振,遮
音,強伸度特性
2. 6
PNR成形品の架橋密度が動的粘弾性に及ぼす効果
架橋度の推定/測定方法による転移温度の差異/伸長強
伸度特性
2. 7
tanδ温度分散曲線のブロード化への実例
3
ノルボルネンポリマー「ノーソレックス」の防音・防振・制振材
料としての特性と用途開発-応用事例
豊田敬二
3. 1
はじめに
3. 2
ノーソレックスの構造と特徴
3. 3
ノーソレックスの特性
オイル吸着性/形状記憶性/油展ノーソレックスの高充??
性/低硬度で高強度/低反発弾性/防音・防振および制
振性
3. 4
ノーソレックスの防振性能
防振ゴム/ハネナイト/各種グリップ/低硬度で高反発弾
性(複写機用紙送りロール)/置床緩衝材/自動車騒音低
減ゴム部品/鉛入り防音シート
3. 5
おわりに
4
振動・衝撃吸収材「ゲルナック」シリーズの開発
須部茂樹
4. 1
はじめに
4. 2
苦情からの商品の誕生
4. 3
新素材開発への挑戦
4. 4
振動・衝撃吸収材の開発
4. 5
ゲルナックUタイプの開発
4. 6
ゲルナック塗料タイプの開発
特徴/使用方法/使用例/物性データ・試験データ
4. 7
ゲルナックシリーズの今後の展開
5
難燃性制振発泡材「オロテックスNA-200」の特徴とその応
用例
直江正久
5. 1
はじめに
5. 2
制振発泡材「オロテックスNA-200」
5. 3
応用例-制振形材「スミシャット」とその鉄道車両への適用
5. 4
おわりに
6
エラストマー系制振材「ハイブラー」
?居シ秀雄
6. 1
はじめに
6. 2
制振材
6. 3
「ハイブラー」の基本特性と制振性能
6. 4
ハイブラーの応用
プラスチックブレンド/制振性複合材/ハイブラー発泡体
/その他
6. 5
ハイブラー水添グレードの特性
6. 6
おわりに
7
エラストマー系制振材「ベイマック」
田崎 学
7. 1
はじめに
7. 2
ベイマックの構造とポリマーグレード
7. 3
加硫特性
常態値/耐熱性/耐圧縮永久歪性/耐油性/低温性
7. 4
ダンピング特性
損失係数/貯蔵弾性率/熱老化後のダンピング特性
7. 5
制振材としての応用
エンジンパッキン/配管保温材/吸音スポンジ
7. 6
おわりに
8
エラストマー系制振材「エラステージEDシリーズ」
古川博章,東山和康
8. 1
高機能熱可塑性エラストマー「エラステージ」の概要
ゴム的性能/「ESシリーズ」の機能性
8. 2
高性能制振材「EDシリーズ」
制振性能/成形加工性/耐久性/用途展開
8. 3
おわりに
9
高剛性制振材料
木崎誉志
9. 1
はじめに
9. 2
非拘束型制振材料
9. 3
材料の制振性能
9. 4
マウント材料
9. 5
用 途
10
高分子ゲル「αGEL」の応用と商品化
中西幹育
10. 1
はじめに
10. 2
シリコーンゲルの機能と特徴
10. 3
各種GELの特徴
αGEL/βGEL/γGEL/高ダンピングGEL/θGEL
/多孔質GEL/導電性GEL/多孔質導電性GEL
10. 4
シリコーンゲルの用途開発
衝撃緩衝材/防振材/免震台/ステッピングモーター
ダンパー/防弾チョッキ/ロボット腕センサー/高密
度フレキシブル型触覚イメジャー/水撃防止器
〈材 料 編〉
11
制振塗料の特徴と「イーディケル」
板野直文,山口久弥
11. 1
はじめに
11. 2
制振ということ
11. 3
制振塗料の特徴
11. 4
制振塗料の施工方法
11. 5
制振塗料の性能など
11. 6
制振塗料の使用上の留意点
温度依存性/塗布厚み依存性
11. 7
制振塗料の実用例
金属屋根の防音対策/工場騒音
11. 8
おわりに
12
水系塗布型制振材料「キャットフットM」
室井和幸,金児洋明
12. 1
はじめに
12. 2
特長および一般性状
12. 3
塗装性
12. 4
乾燥性
12. 5
制振特性
12. 6
効果および適用例
12. 7
新規制振材料開発
13
制振鋼板「バイブレス」
門脇伸生
13. 1
はじめに
13. 2
複合型制振材料の構造と特徴
13. 3
制振鋼板の振動特性
13. 4
制振鋼板のパネルにおける振動特性
13. 5
制振鋼板の音響特性
13. 6
構造体の振動音響特性
13. 7
制振鋼板の利用加工技術
13. 8
主な制振鋼板の適用例
13. 9
まとめ
13. 10
おわりに
14
制振性複合材料
竹中 稔,河口明義
14. 1
はじめに
14. 2
制振の原理と制振材料の分類
制振の原理/制振材料の分類
14. 3
制振性測定方法
14. 4
制振性複合材料
制振性複合材料の制振原理/フィラー充??型制振性複
合材料
14. 5
エンジニアリングプラスチックの制振性
14. 6
チタン酸カリウム繊維強化制振性複合材料
チタン酸カリウム繊維強化複合材料/チタン酸カリウ
ム繊維強化制振性複合材料/制振性複合材料の用
途
14. 7
おわりに
第5章 各産業分野における制振材料の応用
1
家電・OA製品における制振
田中基八郎
1. 1
はじめに
1. 2
家電製品,OA製品の制振,防音の考え方
制振,防音方法の基本/制振,防振のための材料利用の
基本的な考え方/制振材の特性と効果/振動絶縁材の
特性と効果/低振動材/アクティブ・アダプティブ制振シ
ステムにおける材料/吸音材,しゃ音材
1. 3
エアコンにおける制振材,吸音材
制振問題/防音問題
1. 4
洗濯機における制振材,吸音材
制振問題/防音問題
1. 5
そのほかの家電製品
1. 6
情報機器などにおける制振材
1. 7
おわりに
2
自動車における制振
岡村 宏
2. 1
ダンピング技術の適用
適用の考え方/材料ダンピングと構造ダンピング/ダンピ
ング効果の附加
2. 2
ダンピング特性の予測技術について
ダンピング非線形性の扱い/ダンピング特性の予測/最
適化へのアプローチ
2. 3
適用対象
車体系構造物へ療?僉織僖錙璽肇譽ぅ鷏蝋渋な?悗療?
用/パワートレイン軸系への適用/他の手法との組み合
わせ
2. 4
おわりに
3
建築における制震
坂本光雄,宮川信幸
3. 1
建物の振動
建物の振動/共振現象と減衰効果/応答スペクトル
3. 2
耐震構造と制震・免震構造
耐震構造/制震・免震構造
3. 3
制震・免震装置の分類
分類/制震建物の実施例
3. 4
各種の制震・免震装置
免震装置/粘弾性ダンパ/粘性ダンパ/オイルダンパ/
鋼製弾塑性ダンパ
4
鉄道における制振
御船直人,半坂征則,鈴木 実
4. 1
はじめに
4. 2
鉄道における騒音・振動の考え方
4. 3
鉄道の構成要素
4. 4
軌道
レール制振材/軌道パッド/スラブマット/バラストマッ
ト/弾性まくらぎ/ラダー型まくらぎ用防振体/弾性バ
ラスト/透明制振防音板
4. 5
橋梁
2層式制振材/磁性複合型制振材/桁免振体
4. 6
土木
振動遮断工
4. 7
電車線路
防振ハンガ/制振電柱
4. 8
車両
弾性車輪/制振パンタグラフ
4. 9
おわりに
5
船舶用制振材料
西澤 仁
5. 1
はじめに
5. 2
船舶用制振材の特徴と要求される性能
火炎伝播性試験/発煙性試験/制振特性試験
5. 3
船舶用制振材の特性
第6章 薄板のダンピング試験 金沢純一
1
薄板の屈曲振動と共振現像
2
共振のモデルとダンピング指標
2. 1
1自由度の力学共振系モデル
3
薄板の屈曲振動
3. 1
内部損失のない薄板ビームの屈曲振動
3. 2
内部損失のある薄板ビーム
3. 3
ダンピングを付加された薄板ビーム
3. 4
面状の薄板の屈曲振動
4
薄板のダンピング試験
5
ダンピング計測の課題