出版社内容情報
最新版のガイドライン2005をベースにした「児童生徒に教えるため」の心肺蘇生法トレーニングハンドブック。写真や図版を多用。
内容説明
手技を習得させるだけでなく、命の大切さを理解できる子どもを育てる授業を構築するために、本書は編集されました。機材や時間の問題もあり、実習に困難を感じておられる先生方のために、2時間(2コマ)で実施可能な授業案を示しているのが特徴です。心肺蘇生法の意義、習得すべき手技、授業構築に必要な資料を学校種別にまとめています。ディスカッションシートやアンケートといった資料や、Q&Aなど、「命の授業」づくりに役立つ内容も収録しました。
目次
第1章 心肺蘇生法教育の目的(学校教育における心肺蘇生法普及の意義;バイスタンダーの必要性;学校における心肺蘇生法教育(「命の教育」)の目的と効果)
第2章 心肺蘇生法トレーニングの意義とその内容(小学校低・中学年(1~4年)への心肺蘇生法トレーニング
小学校高学年(5・6年生)への心肺蘇生法トレーニング
中学生への心肺蘇生法トレーニング
高校生への心肺蘇生法トレーニング
大学生への心肺蘇生法トレーニング
社会人への心肺蘇生法トレーニング)
第3章 心肺蘇生法トレーニングQ&A(心肺蘇生法を指導する際のポイント;児童生徒に対する心肺蘇生法指導のポイント;簡易型心肺蘇生法人形を用いたBLS・AEDを指導する際のポイント;心肺蘇生法についてのQ&A)
著者等紹介
田中秀治[タナカヒデハル]
1983年杏林大学医学部卒業、杏林大学救急医学および救命救急センターにて研修。1987年杏林大学院卒業、医学博士取得。1990年米国イリノイ州クックカウンティ病院ER。1992年杏林大学救急医学講師、同高度救命救急センター病棟医長。1995年ノルウェーベルゲン大学生理学教室客員教授。1997年杏林大学高度救命救急センター外来医長。1999年杏林大学医学部救急医学助教授。2000年東京大学非常勤講師、杏林大学熱傷センター副センター長。2001年国士舘大学体育学部スポーツ医科学救急医学教授、杏林大学救急医学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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