内容説明
糖尿病であっても、健常者と変わらず安全に楽しくスポーツ活動を行うために。IDAA(国際糖尿病競技者協会)会員へのアンケートよりまとめられた実践的なスポーツ活動ガイドライン待望の邦訳。
目次
第1部 糖尿病と運動を理解するために(スポーツやフィットネスのためのトレーニング;運動時の血糖の調節;インスリンの上昇と下降;運動のための栄養補助食品と食事;1型糖尿病患者のためのガイドライン;2型糖尿病患者のためのガイドライン)
第2部 いろいろなスポーツ活動を楽しむために(持久性運動;パワー系スポーツ;フィットネス運動;レクリエーションスポーツ)
著者等紹介
コルバーグ,シェリ[コルバーグ,シェリ][Colberg,Sheri]
カリフォルニア大学バークレー校にて運動生理学博士を取得し、糖代謝、運動時の代謝および糖尿病の研究に従事。ヴァージニア州の健康・運動教育リクリエーション協会の研究部門の責任者を経験し、米国糖尿病協会(ADA)等から資金を受け、現在もこの分野で幅広く研究を続けている。また、自身も実際に1型糖尿病患者として32年間を過ごしてきた。現在は、オールド・ドミニオン大学(米国ヴァージニア州)運動科学・運動教育レクリエーション学部助教授。米国スポーツ医学会の特別会員、米国糖尿病協会の会員でもある。さらには、米国スポーツ医学会公認の運動検査技師、サンフランシスコの糖尿病センターで運動の専門家としても働いている
佐藤祐造[サトウユウゾウ]
名古屋大学医学部医学科卒業後、名古屋大学講師、同大医学部第三内科併任し、スウェーデンカロリンスカ研究所(臨床生理学)に留学。運動時の代謝について研究。現在、名古屋大学総合保健体育科学センター、同大大学院医学系研究科健康・スポーツ医学教授。医学博士。専攻は内科、糖尿病学(運動療法、血管障害)、スポーツ医学
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