イギリス英語音声学

カーリー，ポール〈Ｃａｒｌｅｙ，Ｐａｕｌ〉/メイス，インガ・Ｍ．〈Ｍｅｅｓ，Ｉｎｇｅｒ Ｍ．〉/コリンズ，ビバリー【著】〈Ｃｏｌｌｉｎｓ，Ｂｅｖｅｒｌｅｙ〉/三浦 弘【訳】

大修館書店（2021/04発売）

• サイズ B5判／ページ数 233p／高さ 26cm
• 商品コード 9784469246452
• NDC分類 831.1
• Cコード C3082

出版社内容情報

ロンドン大学講師による英語音声学のテキスト。イギリス英語の発音を基礎から最新のものまで扱う。本文用例や練習問題の音声も収録。

内容説明

最新のイギリス英語の発音がこの１冊に！ロンドン大学英語音声学夏期講座（ＳＣＥＰ）の講師陣による書き下ろしの教科書。英語音声学の基礎～２１世紀にかけて変化してきたイギリス英語を解説。豊富な音声教材で自学自習もできる。アメリカ英語との違い、日本人学習者が特に注意すべき点を訳者注でフォロー。

目次

第１章　音声学の基本概念
第２章　子音の分類
第３章　英語の子音１：阻害音（閉鎖音・摩擦音）
第４章　英語の子音２：共鳴音（鼻音・接近音）
第５章　母音の分類
第６章　英語の母音
第７章　弱母音と弱形
第８章　子音連結
第９章　連声
第１０章　英語のイントネーション
付録：発音練習

著者等紹介

カーリー，ポール［カーリー，ポール］ ［Ｃａｒｌｅｙ，Ｐａｕｌ］
英語発音トレーナー、文筆家、日本実践英語音声学会（ＰＥＰＳＪ）顧問、ロンドン大学英語音声学夏期講座（ＳＣＥＰ）講師。ユトレヒト応用科学大学・ベッドフォードシャー大学・リーズ大学・ファキー医科大学講師を歴任

メイス，インガ・Ｍ．［メイス，インガＭ．］ ［Ｍｅｅｓ，Ｉｎｇｅｒ　Ｍ．］
コペンハーゲン経営学大学院名誉准教授、コペンハーゲン大学非常勤講師、ロンドン大学英語音声学夏期講座（ＳＣＥＰ）講師。ライデン大学・コペンハーゲン大学講師を歴任

コリンズ，ビバリー［コリンズ，ビバリー］ ［Ｃｏｌｌｉｎｓ，Ｂｅｖｅｒｌｅｙ］
１９３８‐２０１４。ランカスター大学・ライデン大学講師、ゲント大学客員教授、ロンドン大学英語音声学夏期講座（ＳＣＥＰ）講師を歴任

三浦弘［ミウラヒロシ］
専修大学文学部／文学研究科教授、日本実践英語音声学会（ＰＥＰＳＪ）会長。ロンドン大学東洋アフリカ研究学部（ＳＯＡＳ）非常勤講師、東京女学館短期大学助教授、ダブリン大学トリニティー・カレッジ客員教授等を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[reoni]

たしかにイギリス英語ベースで書かれてはいるが、アメリカ英語も含め英語の発音を教える立場にある人、また「原理も学びたい人」すべてが読むべき良書。ロンドン大学で夏に行われる講座SCEPのメンバーが中心になっただけあり、専門的な知見から英語の音声学が導入されている。音声学を全く学んだことがない人も読める説明ではあるが少し難解に感じるかもしれない。だが読み通す価値が非常にある本である。

2021/07/30