出版社内容情報
社会や理科と外国語の学習を同時に行い、外国語能力の伸長を図るCLIL(内容言語統合型学習)。指導法の展開例と理論をまとめた。
目次
第1部 理論編 CLILを支える考え方と応用(CLILの基本;CLILの深い学び;CLILの評価(アセスメント)
CLILと文字指導
CLILの模擬授業)
第2部 実践編 CLILに基づく小学校・中学校の授業案(Importance of Water「水の大切さ」高学年;“Mottainai”Saves the Earth「“もったいない”は地球を救う」高学年;The Wonder of Surface Tension「表面張力の不思議」中・高学年;Basketball:Pass&Run「バスケットボール―パス&ラン」高学年;Where do Insects Live?「昆虫の住むところ」高学年 ほか)
著者等紹介
柏木賀津子[カシワギカズコ]
大阪教育大学教授。京都大学博士。教員経験19年、奈良市教育委員会指導主事2年等を経て現職。第二言語習得理論(SLA)、小中連携の英語教育を専門としている。海外の教育機関を経験し、スペイン在住時に日本とヨーロッパの英語教育の違いを目の当たりにしSLA実証研究を始める。動詞研究から見た文構造の指導、CLILの思考と言語、21世紀型スキル、フィンランドの教育について研究している。小学校英語教育学会常任理事、中部地区英語教育学会理事、日本CLIL教育学会理事(西日本支部長)
伊藤由紀子[イトウユキコ]
大阪成蹊大学准教授。大阪教育大学修士。大阪市立中学校教諭、大阪市教育センター所員を経て現職。専門は英語教育法、異文化理解、小中連携、CLIL。米・カリフォルニアのハイスクール留学・卒業の経験から米国との縁が深く、カンザスの学校との「英文手紙交換プロジェクト」を通して異文化理解教育に取り組む。音声を重視した英語での文法指導、DI(生徒の多様性に応じた指導)の研究等に携わり、現在は主に日本の伝統工芸・文化をテーマとしたCLIL、ESDの実践研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- つみきのいえ