角川新書<br> 第三帝国―ある独裁の歴史

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第三帝国―ある独裁の歴史

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823409
  • NDC分類 234.074
  • Cコード C0222

内容説明

ドイツ国民懐柔のために東欧は生贄にされた―。ヒトラーは第二次世界大戦の最中に拡張した領土を、国民をいかに統合・支配したのか?その統治の手法と欠陥を白日の下に晒す。ナチズム研究の第一人者の手による、世界最高水準にして最新研究に基づく入門書、待望の邦訳。

目次

第1部(第二帝政と第三帝国;第一次世界大戦後;ヴァイマル共和国の右派)
第2部(ナチによる「権力掌握」;迫害;経済と社会;拡張)
第3部(戦争の第一段階―一九三九~四一年;暴力の爆発;バルバロッサ;絶滅政策;戦争と占領;戦時下の民族共同体;ドイツ国内での抵抗;終焉;おわりに)

著者等紹介

ヘルベルト,ウルリヒ[ヘルベルト,ウルリヒ] [Herbert,Ulrich]
1951年生まれ。歴史学、ドイツ学、民俗学を修めた後、エッセン大学、ハーゲン通信大学、テル・アヴィヴ大学、ナチズム史研究所所長を経て、1995年から2019年まで、フライブルク大学近現代史講座教授。現在、フライブルク大学名誉教授。専門はドイツ近現代史、とくにナチズム研究。著書多数。ドイツ国内でもっとも顕著な業績を挙げた研究者に与えられるゴットフリートヴィルヘルムライプニッツ賞を、1999年に受賞している

小野寺拓也[オノデラタクヤ]
1975年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。昭和女子大学人間文化学部を経て、現在、東京外国語大学世界言語社会教育センター講師。専門はドイツ現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

73
ナチスの歴史というか、如何にして成立するに至ったのか、またどのような影響を周辺に与えたのかを解説した一冊。成立に至ってのヴェルサイユ条約とか世界恐慌の影響はよく指摘されているが、この本の面白いのは第二帝政からの影響を詳しく論じているところ。あとワルキューレ作戦を始めとする抵抗運動のナチ排除後のその後が見えてこないというのは新しい視点を与えられた気分かな。あとナチスの経済は自転車操業で戦争による収奪を前提にしていたとはよく聞くが、それを裏付けるデータが多くそこも面白い。大変わかりやすい影響で一気読みでした。2021/04/04

こばまり

61
最新の知見に基づく入門書という企画で、限られた紙数ながら読み応えがある。東欧、ソ連の植民地計画等、これまでの漠然とした理解が更新される思い。巻末の読書案内がありがたい。2021/10/23

樋口佳之

35
全6回とかのドキュメンタリーを見たような感想。現在の研究水準で全体を知るという目的には合致するのだろうけど、最初の一冊だと教科書のようで、補強する参考書必須ではと感じました。2021/02/17

venturingbeyond

33
評判通りのリーダブルな入門書。コンパクトな分量ながら、「賛同に基づく独裁」の枠組みの中で、ナチズムとドイツ市民の共謀関係が的確に記述されており、20世紀初頭から第二次世界大戦の破滅的な結末までのドイツの歴史的経緯を概観することができた。訳者の小野寺先生のあとがきで、ナチズム研究史の現状も示されており、さらに知見を深めるための読書案内が巻末に掲載されているのもありがたい。まずは、入門書として挙げられている新書3冊から読み進めたいところ。2021/06/16

@sushi suzuki

17
比較的新しい言説に基づくナチ研究入門書。200頁程度で概説的に書かれており入門書としては最適で、ナチ研究の流れや今後読むべき文献にも触れられている。 内容的には真新しい点はないが、昨今のテーマとしては「民族共同体」という観点から記述される。ナチ党だけに焦点を当てず、ドイツ国民が党の政策や体制をどのように受け入れていったのか、これが入門する上での新しい切り口になると感じた。2022/02/12

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