感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
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イギリス編は奥田、アメリカ編は奥田と川崎、日本編は山崎、取り上げられている各種の生態については蒲谷が執筆。 イギリス編とアメリカ編が、とくに貴重。小説やエッセイに鳥がしばしば出てくるが、いまひとつよく分からないことが多い。本書では、たとえばナイチンゲールはどんな鳥で、どのような鳴き声であり、和名を何というのか。出てくる文学作品からの引用も原文と日本語訳で紹介され、勉強になる。多くは、カラーで姿形も示されている。 英米文化における各種の鳥たちの位置づけまで踏み込んで解説されているのもありがたい。2025/04/04
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