内容説明
権力の関わるところに、正義などあるのか?激動の時代を生きた詩人たちの生涯を、大胆な小説的構想も交えながら骨太に描く、長編評伝。
目次
第1章 誕生
第2章 戦う李白
第3章 宮廷
第4章 春樹暮雲
第5章 長安の十年
第6章 天下大乱
第7章 流刑
第8章 国破れて山河在り
第9章 果てしない漂泊
著者等紹介
荘魯迅[ソウロジン]
1956年上海生まれ。文革の嵐をくぐってミュージシャンに成長。80年歌手デビュー。吟遊詩人としても人気を博す。88年来日。修学1年半で日本語一級検定試験に合格、東洋大学文学部国文学科に入学、大学院修士課程に進む。現在、音楽活動の傍ら、和光大学(非常勤講師)などで漢詩や中国の歴史を教える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。