内容説明
苦しみのアジアがある―末法の世に降臨し、あまねく衆生を救済する救世主・弥勒の信仰は、いかにして生まれたのか?韓半島・中国・中央アジア・ベトナムの歴史を舞台に弥勒に希望を託した人々の魂の軌跡を描き出す。
目次
プロローグ 韓国から
第1章 韓国にて
第2章 中国へ
第3章 中国から
第4章 中央アジアへ
第5章 ふたたび韓国へ
エピローグ ヴェトナムへ
著者等紹介
菊地章太[キクチノリタカ]
1959年、横浜市生まれ。筑波大学大学院を中退後、フランスのトゥールーズ神学大学高等研究院に留学し、カトリック神学(教理神学)をまなぶ。専攻は比較宗教史。現在、桜花学園大学人文学部助教授
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