出版社内容情報
夏目漱石、村上春樹、サリンジャー、トルストイ……、目利きの3人による古今120冊の名作ガイド。各冊2頁、16テーマで紹介。
内容説明
『秘密の花園』から『百年の孤独』まで。紫式部から村上春樹まで。一生に一度は読みたい古今東西の名作120冊への招待状。
目次
少女の時間
少年の日々
恋を知るとき
情念の炎に身をこがして
家族の肖像
いのちの根源を見つめて
旅に招かれて
方法の探究
奇想のたのしみ
短篇集を味わう
これぞクラシック
著者等紹介
小池昌代[コイケマサヨ]
1959年東京生まれ。詩人・作家
芳川泰久[ヨシカワヤスヒサ]
1951年埼玉生まれ。早稲田大学文学学術院教授(フランス文学・文芸批評)
中村邦生[ナカムラクニオ]
1946年東京生まれ。大東文化大学文学部教授・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
訪問者
5
ガイドブックを読むのは大好きである。既読のものはその内容を思い返し、未読のものはこれから読むことを思って心がときめく。紹介されている120冊のうち、既読は47冊。まだ「百年の孤独」も「闇の奥」も「パルムの僧院」も読んでいない。何とかしたいものである。2022/10/04
天一
3
有名な作品ばかりかと思いきや、意外と知らないものまで(私だけ?)。知っていそうで詳しく知らないのもいっぱいで、これは端から読まねば!と勝手に慌てる(笑) 紹介されている本すべてが粗筋が載っているわけではないので、これだけでは物足りなすぎる!2015/10/03
ハチアカデミー
2
打率五割。ブックガイドに相応しく兎に角読みたい本が増える。巻末の著者3人が偏愛する10冊も面白いのだが、必ずしも有名な作品だけではない本編120冊からも、十分に偏愛ぶりが滲み出ている。1つの作品につき、メインの執筆者、サブの執筆者がいるため、異なる角度から作品が紹介されるのも面白い。積読本をちゃんと読むきっかけも与えてくれる。未読で気になったのはディドロ『運命論者ジャックとその主人』、ロレンス・ダレル『アレクサンドリア四重奏』。「その作家だったらこれだろう!」とか、突っ込みを入れながら読む楽しみもある。2015/11/08
月と星
2
★★★聞いたことのある有名な作品が多い。でも,ほとんど未読なので,作品の雰囲気を知るのには良かったです。サン=テグジュペリの『人間の土地』にかかれている大学時代の愚痴にフフフ。私は知っていたが『アクロイド殺し』の堂々たるネタバレには驚いた。2015/09/10
ルーシィー
1
単なる書評と思うことなかれ。原作を知らないまでも、引き込まれてしまいました。特に、小池昌代さんの詩的な文章は二度読み、三度読みで参りました。2020/01/26
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- 和書
- 経営理論とその周辺