内容説明
“普遍理論”はどこが画期的なのか?どこが不十分なのか?ブラウンとレヴィンソンによる20世紀を代表する社会理論を、従来あまり話題にされなかった点も含めて詳しく解説。さらにそれを発展させた著者の「ディスコース・ポライトネス理論」の最新の内容を公開!
目次
序章
第1章 ポライトネス研究の変遷―1960年代から現在(2020年代)まで
第2章 ブラウンとレヴィンソンのポライトネス理論―その全貌
第3章 ブラウンとレヴィンソンのポライトネス理論の反響・批判・課題
第4章 文レベルから談話レベルのポライトネス理論へ―DP理論への導入
第5章 ディスコース・ポライトネス理論―全体像
第6章 DP理論の適用と応用研究
終章 DP理論の課題と今後の展開
著者等紹介
宇佐美まゆみ[ウサミマユミ]
1957年広島県向島生まれ。大阪育ち。東京外国語大学名誉教授。ハーバード大学教育学博士(Ed.D)、慶応義塾大学大学院社会学研究科心理学専攻修士。1980年代に、台湾(東呉大学、中国文化大学、淡江大学、輔仁大学)、アメリカ(コルビーカレッジ、シカゴ大学)にて日本語・日本文化を教える。その後、昭和女子大学を経て、東京外国語大学大学院教授として、言語社会心理学、自然会話分析法、言葉とジェンダーなどを教える。その後、国立国語研究所教授を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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