文春文庫
武将列伝 戦国爛熟篇 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 403p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784167135553
  • NDC分類 281
  • Cコード C0193

出版社内容情報

参謀、三代目、忠臣、天下人など七人の武将
九州の名門大名の黄昏、戦国の諸葛孔明、反逆者、今回登場の武将たちは、竹中半兵衛、大友宗麟、山中鹿之介、徳川家康など七人

担当編集者より
もっとも数多く武将が出現し、もっとも血湧き肉おどる時代であった戦国の世の七人の武将たち。天下一統へと向かう中で、武将たちも姿を変えていく。親代々から受け継いだ土地を破滅に追いやったもの。参謀として武将を助けるもの。戦国の大波を乗りきり、大国を経営することに成功した武将等、まさに人生を知る名著といえる。

内容説明

もっとも数多く武将が出現し、もっとも血湧き肉おどる時代であった戦国の世の七人の武将たち。天下一統へと向かう中で、武将たちも姿を変えていく。親代々から受け継いだ土地を破滅に追いやったもの。参謀として武将を助けるもの。戦国の大波を乗りきり、大国を経営することに成功した武将等、まさに人生を知る名著といえる。

目次

竹中半兵衛
大友宗麟
山中鹿之介
明智光秀
武田勝頼
徳川家康
前田利家

著者等紹介

海音寺潮五郎[カイオンジチョウゴロウ]
明治34(1901)年、鹿児島県に生れる。国学院大学を卒業後、指宿や京都で中学校教師を務めるかたわら創作にはげむ。「サンデー毎日」大衆文芸賞受賞を機に、執筆生活に入る。昭和11年、『天正女合戦』で第3回直木賞を受賞し、文名を不動のものとした。和漢の書にあまねく通じ、綿密な時代考証の上に独自の史観を展開し、小説に随筆に新たな領域を拓き、多くの著作を残した。昭和52年12月没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さつき

36
本書で取り上げられている武将は、竹中半兵衛、大友宗麟、山中鹿之助、明智光秀、武田勝頼、徳川家康、前田利家でした。バラエティ豊かなメンバーで面白かったです。特に先日、大河ドラマ真田丸に登場した武田勝頼編は、感情移入して読んでしまいました。歴史小説では、どちらかと言うと敵役として登場することの多い家康も前半生の苦労ぶりをみると同情したくなります。前田利家編にありましたが、前田慶次は前田家の血を引いていないんですね。知りませんでした。2016/05/11

しーふぉ

27
竹中半兵衛、大友宗麟、山中鹿之介、明智光秀、武田勝頼、徳川家康、前田利家を取り上げています。竹中半兵衛と諸葛亮がダブってしまう。2021/01/07

穀雨

7
今年の大河ドラマの主人公である明智光秀が目当てだったが、どの評伝も面白かった。徳川家康伝は「戦国揺籃篇」の信長・秀吉伝と同様、青年期までで終わってしまっているが、そのころの家康についてはあまり知らなかったので、とても勉強になった。いまでは差別的表現として使えないであろう言葉がたびたび出てくるが、誤解を恐れずにいえば、そのような直截な表現も読者の興味関心をひきたてる一助になっていると思う。2020/03/10

広瀬研究会

7
この巻で最も多くのページを割かれているのが『武田勝頼』の章で、読みごたえがある。海音寺さんの勝頼への評価はまっこと手厳しいんだけど、それは同情の裏返しのようにも思えた。これまで信玄亡き後の勝頼って、坂道を転げ落ちるように滅んでしまった人と思っていましたが、どちらかというと高みを目指して果敢にチャレンジしたし、チャンスも無くはなかったんだな、と印象が変わった。2017/12/02

遥かなる想い

5
 歴史上、主人公になりにくい 小国の武将・知将・謀将を 的確に描いた列伝。    列伝と言えば、とかく 話が発散しがちだが、 うまく 描いていると思う。2010/08/01

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