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内容説明
似ている文化同士は、互いの違いが見えにくい!?よりよい相互理解のための必読の書。
目次
1 おいしく召し上がってください
2 どうしてボーイフレンドがいないんですか
3 泣く子に乳をやる
4 社長様はいらっしゃいません
5 お膳の足が折れるまで
6 母はもっと若く見えるんですよ
7 「君」と“クン”
著者等紹介
任栄哲[イムヨンチョル]
1949年、韓国全羅南道生まれ。中央大学校文科大学日語日文学科教授。韓国・日本語学会会長。日本留学時代、故徳川宗賢・真田信治教授に師事し、日本語学・社会言語学の研究に入る。韓国語・日本語双方で多数の著訳書がある
井出里咲子[イデリサコ]
1966年、東京生まれ。筑波大学現代語・現代文化学系(外国語センター・国際総合学類)講師。米国で言語人類学を修めた後、韓国中央大学校文科大学へ赴任、日本語と社会言語学を教えるかたわら韓国語を学ぶ。日本、韓国、米国を主なフィールドとしてことばの民族誌の研究に携わっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hirouch
4
2000年代初頭までの話なので、何というか韓国の雰囲気が今と全然違っていたのが文章からも良くわかります。まさか日本の若者が憧れるような文化を発信する地になろうとは、あの頃誰が想像していたでしょうか。 敬語で有名な韓国語ですが、この本に書かれていることと、現代の韓国語、20年でどのくらい変化があったのか気になりました。2024/08/08
satochan
2
言語を学ぶということは、文化を学ぶということと等しいとこの本を読んで思った。日本人と韓国人は似ている。似ているということが、同一の文化を持っているということとは一致しない。日本の文化と韓国の文化は違う。違いを知ったうえで付き合っていく。受け答えの仕方ひとつで、なんて失礼な・・・と思う前に、その人がどういう背景を持った人なのかを知っていることが重要だろう、また相手がどういう背景をもっている人かを知ったうえで接するということもとても重要だろう。言語から日本と韓国の文化の違いがよくわかる本。楽しく読めた。2011/12/04
allomorph
1
自分の経験だけでは発見できなかったいろんなことが実証データとともに説明されていて納得しながら読めた。ケーキを切って分けないとかは無理かな。「日韓の姓名比較」では本貫のことにも触れてほしかった。2014/02/28
あたし
1
似ているようで全く違う일한の文化を分かりやすく書いている
たなりん
0
勉強になりました。2021/05/31