祥伝社文庫<br> 首都決壊―内閣府災害担当・文月祐美

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祥伝社文庫
首都決壊―内閣府災害担当・文月祐美

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784396348083
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この首都を、消させはしない
荒川決壊、巨大竜巻による大規模停電。
史上、最も悲惨な複合災害に防災専門官の
一人の女性官僚が立ち上がる。

真夏の金曜日、荒川上流を記録的豪雨が襲い、巨大な竜巻が東電の変電所を破壊した。防災専門官の文月祐美は官邸で対応に奔走。だが大災害の経験なき内閣は、政策ブレーンの顧問団に従い判断ミスを重ねていく。やがて荒川は決壊の瀬戸際へ。消防団員として最前線にいる夫、幼い息子、かけがえのない無数の命のため――。文月らは、保身に走る政治家と暗い影が覗く顧問団に反旗を翻す。
『東京クライシス 内閣府企画官・文月祐美』改題作品

内容説明

真夏の金曜日、荒川上流を記録的豪雨が襲い、巨大な竜巻が東電の変電所を破壊した。防災専門官の文月祐美は官邸で対応に奔走。だが大災害の経験なき内閣は、政策ブレーンの顧問団に従い判断ミスを重ねていく。やがて荒川は決壊の瀬戸際へ。消防団員として最前線にいる夫、幼い息子、かけがえのない無数の命のため―。文月らは、保身に走る政治家と暗い影が覗く顧問団に反旗を翻す。

著者等紹介

安生正[アンジョウタダシ]
1958年、京都市出身。京都大学大学院工学研究科卒。第十一回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、『生存者ゼロ』(宝島社)にてデビュー。現在、建設会社勤務の傍ら、執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayumi

24
荒川決壊、巨大竜巻による大規模停電。複合災害に防災のスペシャリストである女性官僚の奮闘を描いた災害小説。うーん。天災というより人災だよね。これ。「生存者ゼロ」の作家だけど、あの作品も政府が無能だった。今作でも必要以上に政府を無能に描いてて、いやさすがにそれはないでしょと思うこともしばしば。あと、やたらと精神論というか心理学的なことに頼り切っているなと思う。そんな理想論戦わせてる場合じゃないだろうにと、読んでいて醒めてしまった。政府が無能なのは中国の陰謀というのも詰め込みすぎな感が否めない。2022/12/01

Yuri

14
読み応え抜群のスピード感ある災害小説。「生存者ゼロ」もそうだったが、異常事態の緊迫感や現場の複雑な感情の描写が秀逸。しっかりしてくれー!と言いたくなるような国のトップにイライラして、文月はもちろん加藤さんのカッコ良さに魅せられて...。終盤の自衛隊のシーンでは、まるでリアルタイムで見ているかのように惹き付けられてしまった。読み始めたら途中で止められなかった。2022/05/29

おうさま

8
首都圏を襲う竜巻、洪水。無能な政府の対策に立ち向かう 内閣府防災政策企画官:文月祐美。次々と起こる危機に、時に冷静に、時に感情むき出しで、無策な政府首脳や取り巻きに立ち向かっていく様は圧巻。リアルな政府首脳たちがこんな人たちだったらと考えると、ちょっとゾッとしますが・・2022/07/17

ドットジェピー

6
面白かったです2023/08/24

アジャ

6
刊行が3年前だが、現在はそれより気候環境が悪化しているので、まさに今夏の各地での災害を思いながらの読了。安生さんの割には軽く、冗長な前半だったが、あの(空き)缶首相と思われる無能政治家や、知ったかぶりの学者などのヒールとのヒリヒリする対決のヒロインの活躍で、後半は一気に読み。間抜けな官邸に抵抗するの現場の反骨セリフに胸を打たれる。2022/09/06

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