内容説明
キレル子は、乳幼児期から徴候を示す。個性は変えられるのか?発達心理学が捉えた個性のすべて。
目次
子どもの個性の起源はどこまで遡ることができるか(赤ちゃんの「個性」の発見;新生児の個性のプロフィール;新生児の個性が社会と出会う時;親と子―個性と個性の出会い;初期の個性は人の将来を予測するか?)
個性はどのように発達していくのか(個性形成の立役者たち―遺伝子、養育環境、そして自己形成;遺伝子はどこまで行動上の個性を語るか;ふたごのきょうだいの不思議;子どもの個性の発達に影響する環境とは;個性の自己形成過程)
子どもの個性と社会適応(子どもの個性と社会適応―子どもの個性が社会とうまく折り合えない時;問題行動の発達と親子関係との関連―卵が先か、ニワトリが先か;子どもの適応に影響する夫婦関係)
著者等紹介
菅原ますみ[スガワラマスミ]
1958年東京生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程満期退学(文学博士)。現在、お茶の水女子大学助教授。専門は発達心理学、子どものパーソナリティ発達と発達精神病理学
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