出版社内容情報
――君の階段を上る体験を買いたいんだ。大学生の間宮は、奇妙なアルバイトを紹介された。階段を上るだけで一万円。依頼主はイスルギと名乗る得体の知れない男で、さまざまな〝怪異〟を蒐集しているのだという。十三階段、廃別荘、事故物件、因習村……イスルギは高額な報酬と引き換えに、間宮を繰り返し怪異のもとへと送りこむ。やがて残酷で断ち切りがたい呪いが間宮の現実を塗り替えはじめ――
【目次】
内容説明
大学生の間宮は、奇妙なアルバイトを紹介された。階段を上るだけで一万円。依頼主はイスルギと名乗る得体の知れない男で、さまざまな”怪異”を蒐集しているのだという。十三階段、廃別荘、事故物件、因習村…イスルギは高額な報酬と引き換えに、間宮を繰り返し怪異のもとへと送りこむ。やがて残酷で断ち切りがたい呪いが間宮の現実を塗り替えはじめ―
著者等紹介
糸世朔[イトセサク]
新潟県出身。アルファポリス第8回ホラー・ミステリー小説大賞にて優秀賞受賞。受賞作「怪蒐師」を『怪蒐』と改題し刊行。本作がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
47
生死に関わる様な体験をして高額の報酬を得るバイトに何度も関わっていく主人公。お金が必要だとしても私だったら絶対にしない様な内容のものばかり。行方不明者もある中で何故主人公はこのバイトをし続けるのか?という疑問を抱えたまま、とにかく先を読みたくてページを捲るスピードも上がる。ホラーは好きで映画や本で好んで接してきたが、ちょっと他では見ない種類の怪異もあってとても面白かった。常々、『村』や、『廃』のつく建物、『古くから伝わる唄』などなど絶対にヤバいとしているものに『高額バイト』も足しておこうと思う。2026/04/09
けい
8
めっっちゃ面白かった。 ホラーの怖さ(ガチ)とキャラのかけ合いの緩急がいい。 先が気になって次々読まされるタイプの話。 悪役のイスルギが好き。難あり癖ありの非道な男でよかった。これから彼がどうなるのか(主人公との関係性も)気になる。2026/04/01
金色
3
面白かった。間宮とは絶対に知り合いになりたくない。そしてちゃんとお祓いしてくれるイスルギさん結構いい人。表紙のあの手はきっとあの人達ですよね… 怖い2026/06/14
Tea Chayama
2
帯に、今日なバイトだとか、怪異の蒐集、とあり興味が出たので購入。 が、内容よりも頭に残ったのは「こうゆう」を文字として平然と使っていたことだった。 メッセージでのやり取りという想定で「こーゆーばあいさ」等と書かれているならば、(気にはなるけれども)そこまでではなかった。 校正は通されているはずだから、編集も「”こういう”に直してください」とは言わなかったのだろう、もしくは、作者が何かこだわりがあったのだろう。 けれども。 そうか、それが今は普通なのか…2026/06/14
カツオの満腹亭毒書
2
ここ数年、ホラー作品がブームの中YouTubeで紹介をしていた作品を手にとってみた。 曰くつきの処へ行き恐怖体験を買い取り、富裕層へ売るそんな会社所属する、イスルギ。同じ大学生、三ツ橋は、イスルギの仲介役として間宮をこのバイトを紹介。6個の体験をしするんだけど、、、最後のエピソードに、、、こーわいて感じるし、作家にしてやられたとも感じた。振り返って気になる箇所を思わず読み返した。 怖いものって何か、ふと考える2026/05/23




