出版社内容情報
コロナ禍を経て悪化してしまった心身は、この時代に相応しい手法で修復する必要があります。今、手を打たなければ、一層病むばかりです。そして、それには戦略的思考をもって取り組むことをおすすめしたい。
まずは自身の体の課題とその原因を明らかにする。そして、それに見合った対策を取る。体調不良の対策でも、古くは戦、現代においては事業や経営の改革のように「戦略」とそれに沿った「戦術」が要なのです。(本書より)
【本書のポイント】
・健康のカギは自律神経と腸にある。
・便秘は万病のもと。甘く見ない。
・心身から発せられる様々な自覚症状を見逃さない。
・3つのアプローチで腸の戦闘能力の回復を実践。
①日常生活の中で自律神経を整える
②食事を通じて腸を整える
③運動を通じて腸を整える
【目次】
はじめに いまこそ「整腸戦略」着手のとき
【Introduction 本書の目的】
・ゴールは健康体の獲得とその維持
【戦 略 編】
現状把握~体が発するサインを見極める
サイン① 心身の自覚諸症状を見逃さない
サイン② 避けられない加齢による諸症状
☆コラム 要注意!シニア世代の便秘症状
【戦 術 編】
目標~腸の戦闘能力を回復させる
●戦術A 自律神経を整える
・睡眠と生活スタイル
・呼吸と軽い運動、そして入浴
・自律神経が整う生活空間
・自律神経が整う様々な工夫
●戦術B 腸を整える【食事編】
・水分摂取
・腸が喜ぶ食習慣
●戦術C 腸を整える【運動編】
・腸に効く運動と筋トレ
・腸への直接刺激
●整腸戦略?箇条
おわりに
内容説明
眠れない、起きられない。疲れが取れない。気圧や温度変化に体がついていけない…。便秘、肌荒れ、手足の冷え、抜け毛、むくみ、倦怠感、肥満、メンタル不調。こんなときは、まず自律神経と腸を整えることから始めませんか。
目次
序章 Introduction(ゴールは健康体の獲得とその維持;健康のカギは自律神経と腸;+プラス解説 自律神経とは;腸内環境を整えることの意義;腸内細菌とその機能;+プラス解説 善玉菌と悪玉菌;便は健康のバロメー夕ー;便秘の定義;便秘は万病のもと;便秘の種類と原因;むやみに下剤に頼らない)
第1章 戦略編(心身の自覚諸症状を見逃さない;避けられない加齢による諸症状)
第2章 戦術編(自律神経を整える;腸を整える【食事編】;腸を整える【運動編】;令和の整腸戦略10カ条)
著者等紹介
小林弘幸[コバヤシヒロユキ]
順天堂大学・大学院医学研究科教授。1960年埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業後、92年同大学大学院医学研究科博士課程修了。ロンドン大学附属英国王立小児病院外科、トリニティ大学附属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科での勤務などを経て現職。日本スポーツ協会公認スポーツドクターを務める。順天堂大学に日本初の便秘外来を開設。腸、自律神経のスペシャリスト。YouTubeチャンネル「ドクター小林弘幸の健康のカルテ」で健康情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



