出版社内容情報
2020年刊行の新装版。12の運命無料鑑定付。 若い魂に課せられた〈次元上昇〉の物語。それは、穏やかな風がそよいだときに現れた不思議なヴィジョンから始まる自分探しの旅だった―。「あの時」のことを想い出すことはあるか。「あの時」のことだ。君が独りで淋しそうにしていた「あのとき」のことだ。君の心に去来していた風は、時に君を独り悲しみに沈ませることがあった。それは辛い想い出だ。しかし、その時に君の中に純性が芽吹いたことに気付かなかったようだね。君はあの時に内在する純性を肉体に顕わしたのだ。あの悲しみがなかったら、君はいまこの不思議の風を受けることは出来なかった。人はこの世に生まれ落ち、他者に抵抗する〈私〉を形成し、それを〈自分〉と信じて生きていく。迷い、悩み、喜び、人を愛し、別れ…私の人生と思っているそれは、誰もに共通の繰り返しに過ぎない。果てしないループから脱出し〈真の自分〉を取り戻す旅!
内容説明
全ての人が、約30年をかけて歩む人生の12のサイクル。若き君へ、人は何のために生きているのか。
目次
第一章 記憶の旅(旅路;存在と知識;自由とは何か;“私”の主人になる;人間はロボットにすぎない ほか)
第二章 円環(ループ)(輪廻転生;円環(1) 第1期 渾沌期
円環(2) 第2期 誕生期
円環(3) 第3期 才能期
円環(4) 第4期 学習期 ほか)
著者等紹介
森神等覚[モリガミトウカク]
福岡生まれ。文筆家。思想家。維摩會管長。中学・高校とミッションスクールの西南学院に通い、キリスト教教育を通して聖書と西洋思想に親しむ。高校卒業後、しばらく精神の放浪にて見聞を広めた後、立正大学仏教学部に特待生として入学。昭和54年度卒。卒論は『龍樹研究』で空観に於ける異蘊の解明を論じた。業界紙記者などを経た後アメリカに移住。地球世界の文化を見て歩き人間研究を行なう。後に帰国。令和6年10月、森上逍遙から、森神等覚へ改名(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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