内容説明
七年付き合った彼氏に振られた帰り道、黒い塊を拾った薫。シャワーを浴びせ綺麗にしてみると、その黒い塊は人語を喋る猫であった。薫は、自分のことを猫だと言い張るヘンテコ生物をモドキと名付け、一人と一匹の奇妙な共同生活がスタートする。さらにある日、モドキがきっかけで、猫好きな獣医学生の隣人、柏木と交流が始まり―やたらオヤジ臭い猫(?)に助言をもらいつつ、どん底OLが恋愛に仕事に立ち向かう。ちょっぴり笑えて心温まる、もふゆるストーリー。アルファポリス第6回ライト文芸大賞・大賞受賞作。
著者等紹介
ねこ沢ふたよ[ネコサワフタヨ]
兵庫県出身。2023年、「拾ったのが本当に猫かは疑わしい」がアルファポリス第6回ライト文芸大賞「大賞」を受賞。本作を改稿の上、出版デビューに至る。三匹の猫様の下僕生活を送りながら、WEBにて小説を投稿中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
68
タイトルに興味惹かれる。失恋した帰り雨に濡れてドロドロの猫を拾ったら…。見た目は猫だけど普通の猫じゃない。名無しの猫はモドキとつけられる。共同生活を始めた薫とモドキのやりとりも愉快。こんな猫がいたら毎日楽しさ倍増しそう。ここぞという時に頼りにもなるのもいいね。色んな動物の通訳してもらいたいな。薫と柏木くんの関係も微笑ましい。サクサク読めてクスッと笑えてほのぼの心温まる。何気に縁運ぶ猫。この本に出会えたのもモドキのおかげだったのかもしれない。コミック化向きの猫愛動物愛溢れる本。面白かった。2026/02/20
えみ
39
猫好きだったら堪らない夢展開。人の言葉をしゃべる猫、ビールちび呑み、食べるの好きで、猫様スティックはもちろん大好物、敬愛するのは時代劇、嫌悪するのは獣医さん。君は猫なのか、人なのか。猫でも人でもこの際どうでも良くなる賢さ。そして人も驚く的確アドバイスと生き物たらしで生き物助けもお手のもの。時々憎らしさがあるところもとことん可愛い。こんな猫もどき、道端に落ちていないかな。七年付き合った彼氏と別れたばかりのOL・本田薫は人語をしゃべる猫を拾い共同生活を始める。最強猫好きさんの生態がぶっ飛んでいて微笑ましい。2025/05/05
なみ
14
OLの薫は、7年間付き合っていた男に振られた帰り道、猫の見た目をした喋る生き物を拾い、モドキと名付けて一緒に暮らすことに。 モドキがきっかけで、隣に住む獣医学生の柏木と知り合い、親密になっていく。 登場人物が個性的で、読んでいてとても楽しかったです。西根課長みたいな上司がほしい! 動物たちもみんな可愛かったです。猫様スティックや鮪のぶつ切りを献上したい!2024/08/24
ぐっち
12
7年間付き合った彼氏に、二股で振られた帰り道、拾ったのはオッサンくさいしゃべる猫・モドキ。イケメンに変身したりはしませんが、もふもふとお隣の猫ガチ勢に癒されます。私も猫吸いやってみたい…。2024/12/31
小梅さん。
10
おっもしろーい。 で、確かに、モドキが本当に猫かどうかは疑わしいかもしれないw でも、愛猫と会話したいと思う人は多いと思う。 お隣の柏木(その家族も含む。)の順応力、というか、それを超えたあの反応には大笑い。 で、浮気男が押しかけてきたときの、あの会話は、某お笑いコンビのすれ違いコントを思い出したw その後が、思った以上に恋愛色が強くてちょっと意外ではあったけど、モドキのおかげで、色々おさまるところにおさまってよかった。 フォント違いの柏木目線のエピがはさまるのも面白かった。2025/04/02




