内容説明
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。名に似合わずお得なその店には、旨い酒と美味しい料理、そして今時珍しい義理人情がある―全国の銘酒情報、簡単なつまみの作り方も満載!旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説、待望の番外編第三弾!!
著者等紹介
秋川滝美[アキカワタキミ]
2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」(アルファポリス)にて出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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よっち
32
東京下町にひっそりとある、居酒屋「ぼったくり」。店主の美音姉妹と常連客たちの旨いものと人々のふれあいを描いた短編連作小説番外編第三弾。商店街にある親の病院を継ぐかどうか悩む医師。馨の結婚式を巡るひと悶着、異動があって多忙を極める哲とすれ違う馨のすれ違い、猫騒動ふたたび、要と哲が主催する妻へのねぎらいの夜。今回は馨と哲が夫婦になるまでとその新婚生活を軸に描かれる展開でしたけど、美音と要があまりにも理想の夫婦過ぎて、それと比べてしまうのはちょっと酷ですね…(苦笑)でも馨たちも大切なことに気づけて良かったです。2024/04/01
Nao Funasoko
14
ひさしぶりの続巻。まだ続いていたんだ。 馨の結婚を機に夫婦のあり方についてがメインとなるストーリー。 己を恥じる思いで読み進めるも、この旦那さん方、出来すぎでしょ完璧すぎるでしょ。(笑)(笑) で、まだまあ続くんですね。 :-)2024/03/04
じぇい
4
「おかわり!」と言いながらスピンオフでもなんでもなく普通に連作として続いてる。なんだ「終るよ終るよ詐欺」だったのか(笑)。各エピソードの後に挿し込まれる作者の一言を見ると、なんだか作者自身がこの物語を書きたくてしょうがないように思える。おっとお!最後の1行は・・・。てなワケでまだまだ続くらしい(笑)2024/12/21
kinta
3
血の繋がってない義兄弟の繋がり、サプライズ。こういう風に他人同士が結びついて膝を突き合わせる環境は美音馨姉妹の周囲に与える影響から波紋のように広がっているから。この暖かさに浸ってしまいたくなる。飲めないけど(笑)。そして次は天使の到来か。2024/02/28
夕凪
2
読むとほっこり、好きだなぁ2024/03/06
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- 和書
- いつの日も花のように