内容説明
コロナ禍の2020年と2021年、運動会、修学旅行などすべての行事を実施しました。校長の私が責任をとる、と職員に伝えていました。感染者数は、ずっとゼロでした。日本中の学校が、感染症から「身」を守るなか、ただ一人、子どもの「心」を守る教員がいた。コロナをきっかけに立ち返る、学校のあるべき姿とは―。
目次
第1章 教育者としての視点(子ども達が見ている景色 コロナ禍の子ども達の目に「世界」はどう映っているのだろう?;校長の機嫌が悪いのは犯罪(住田校長) 校長が不安と恐怖を軸に学校経営をしたとしたら?
「主体的・対話的で深い学び」が目指すもの 「問」を持つことから出発する ほか)
第2章 校長として実践してきたこと(右脳を鍛える 私の学校経営構想;学校現場の混乱 全国一斉休校で感じた危機感;実践計画「校長として何をすべきか」を模索;今できること 「マスクを外せない子ども達」への支援)
第3章 知識理解編(「考える」ということを考えるところから;そもそも「新型コロナ」って何?―感染受容体から読み解く;宿主・感染経路・感受性者…とは;マスクや消毒の功罪;ワクチン考;ワクチンの副作用について;ワクチン接種と精神発達障害との強い関連性)
著者等紹介
原口真一[ハラグチシンイチ]
栃木県出身。公立学校教員として35年間勤務。最後の4年間は学校経営に携わるが、コロナ禍では感染症への対応に追われる中で、学びの質の低下を押さえるための取り組みに注力した。映画『夢みる校長先生―子どもファーストな公立学校の作り方』出演。全国で教育関連の多数のシンポジウムや講演会に招かれ、現場経験を踏まえたリアリティのある、かつ誠実な言葉の数々は、子どもに関わる全ての大人にとって明るい道標となっている
堀内有加里[ホリウチユカリ]
旧姓:上島。博士(臨床薬学)。2013~2018年まで東京大学薬剤疫学講座にて教務補佐員・研究員として、医薬品等の安全性監視に関する研究に従事。専門は薬剤疫学/医薬品情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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タッキー